【レポ】半年使ったiPhoneX。はたして良かった?悪かった?

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【レポ】半年使ったiPhoneX。はたして良かった?悪かった?

個人的に初めて触るiPhoneになったiPhone X。

素晴らしいと感じたところ、ちょっとおかしいな?と思ったところなどまとめてみました。

SE2の話題で盛り上がってきた昨今、参考にしてもらえると幸いです。

カメラだけでも「買って良かった」と思える出来栄え

iPhoneXのポートレートモード

まずTomがiPhoneXで一番気に入っているのがカメラです。

マニュアル設定不要でハイクオリティな写真が撮れるとの触れ込みは本当でした。

撮影時に自動で背景をボカすポートレートモード、3秒間のGIFとしても使えるLive Photos、そして何より光学2倍ズームが可能なレンズなど、スペックだけに囚われない創意工夫が随所に見てとれます。

光学ズームはガジェットの写真を撮る時にも活躍

Z-01Kの指紋センサー内蔵の電源ボタン

docomo M Z-01Kのレビューでも使用したように、iPhoneXの光学2倍ズームは「ピントを合わせたまま限界まで寄ってから更に2倍で撮影できる」のがとにかく便利。

電源ボタンに印刷された直径5ミリにも満たないほどの小さなマークもくっきりはっきり写せます。

これは本当に、スマホで写真を撮るのが好きになる端末だと思います。ガジェット、ペット、料理、DIYなど、写真映えしやすい被写体が身近にある人にもおすすめです。

縦全画面はやっぱりカッコイイ!

iPhoneXはフロントが全て画面

フロント部分にボタンが一切なく、全てが画面という端末はTomがずっと待ち続けていたものです。

Xperiaの頃もナビゲーションバーを消してLMT Launcherとか入れてたくらいにねw

iPhoneXにはまだフロントカメラのレンズとFace ID用のTrue Depthカメラなどが置かれた「ノッチ(切り欠き)」があり、賛否あるようですが、そもそもこれについて議論が巻き起こるのは他に何もないからです。

操作性はそこそこ、しかしまだ発展途上

見た目が洗練されており、操作にも合理性があってとても使いやすいiPhoneXですが、UX面ではまだいくらかの課題を抱えているように思います。

はじめて搭載するテクノロジーが満載のため改良の余地があることは至極当然なんですけどね。

バック操作がセンシティブ

iPhoneXのバック操作を間違う

iPhoneXでは「1つ戻る」操作を左端からスワイプインで行います。

もちろん、開いているアプリ側でバックボタンも用意されているのですが、アプリによって左上だったり左下だったりして統一感に欠けることがあるため、どんな場面でも使える操作として覚えておいて損はないと思います。

が、このせいで左手でスクロールしているとバック操作が検知されてしまうことがあって困ります。

アプリ側が対応しないといけないUIの問題を抱える

iPhoneXが抱えるUI上の問題

iPhoneXの魅力はフロントが全てディスプレイであることですが、その中にステータスバーやホーム画面に戻るためのスライド操作用のバーなども存在するため、表示領域全てに情報を詰め込んでしまうとこのように操作に支障をきたすことがあります。

歴代のiPhoneは全て16:9の四角い画面だったため、これに合わせて設計されたアプリの場合、角が丸く18:9と縦長のiPhoneXでは多少の違和感を生むこともあるわけです。

これを解消するにはアプリデベロッパーがiPhoneXの画面に最適化する必要があります。

iPhoneXでYouTube動画を再生すると余白が出る

またアプリのようにデバイスごとにボタンを調整できる場合とは異なり、YouTubeをはじめとした動画コンテンツの場合アスペクト比を変えることは簡単にできることではないため、iPhoneXで見ると大きな余白が生まれることになります。

iPhoneXで動画再生中にピンチアウトでフルスクリーンに合わせる

一応iPhoneXには、動画再生中にピンチアウト操作をすることで画面幅に合わせる操作があるのですが、この場合上下がはみ出てしまってよくありません。

余談:iPhone XのUXは食わず嫌いのAndroidマンにおすすめ

iPhoneXとXperiaXPerformance

2011年からだからかれこれ7年間、ひたすらXperiaだけを使い続けてきたTomの所感として、iPhone Xは「iPhoneを知らない人」におすすめの端末だと思います。

OS、ハードウェア、インターフェースをAppleが全て設計、開発、そして運用のルール作りをしているからこその完成された安定性は“最も安定したAndroid”との評価を獲得したXperiaの更に上を行きます。これは間違いありませんでした。

とはいえ、iPhoneでもアプリ落ちは普通に発生します。むしろFaceIDやホームボタンの廃止など前例のない挑戦的なシステムを多数盛り込んだiPhone Xは、歴代のiPhoneと比べると安定性は少し劣るかもしれません。

バックグラウンドで長時間放置したアプリを開こうとすると読み込みが終わらなくなったり、特定の動作をするとアプリが強制終了したり……なども体験しています。

ただ、iPhoneを使ってみてAndroidより優れていると一番実感したのは、いわゆるヌルサクの部分。

Tomは昨年11月からiPhone Xを使い続けてきましたが、動作がカクついたことがまだ一度もないんです。

ここだけは本ッッ当に感動しました。Xperiaもなかなかパワフルでしたし、マルチタスクをフル活用してカスタマイズを楽しむためにはiOSは制限が強すぎるのですが、その制限の強さが逆に幸いしていてもたつきが絶対に発生しません。

これも前にレビューした時に述べたことだけど、iPhoneはタスク等の割り込みを嫌う性質があるため、リソースが圧迫されにくいのだと解釈しています。

そういった意味で、iPhone Xは「そろそろiPhoneも試してみようかな?」と考えた時に裏切らない選択肢になると思います。

歴代iPhoneのユーザーにとってはホームボタンと重さがネックか?

iPhoneXはサイドボタンで決済する

史上初めてホームボタンが廃止されたiPhone Xは、右サイドのボタン(電源ボタン)を2回押すことで決済を行います。

アプリのインストール時だけでなくApple Payなどを呼び出すのもこの操作です。

また指紋センサーも搭載していないので、決済時は必ず画面を注視するFace IDを使います。

このへんの使い勝手が大きく変わったことが、今までのiPhoneに慣れ親しんだ人にとってはストレスを生んでいるようです。慣れれば快適だから時間の問題だと思いますが、時間の問題だからこそ第一号機となるiPhone Xはそこまで熱狂しないのだと思うわけです。

iPhone Xを買って2週間くらい経った頃、会社の女の子から「アプリの買い方がわからない」と相談されたこともありました。3Gから8まで基本的なUIは完全に統一されていただけに、今回の変化が想像以上に大きなインパクトを持ってしまったのでしょう。

また、iPhone Xはメタルフレーム、ガラス筐体、さらにFace ID用の各種センサーを盛り込んだTrue Depthカメラなどを搭載したため非常に重たいのも特徴かと思います。

5以降一貫したデザインだったiPhoneは「薄くて軽い」ことが最大の魅力でした。少なくともTomにとっては。

iPhoneの厚みは以下のようになります。

iPhone X iPhone 8 iPhone 7 iPhone SE
7.7mm 7.3mm 7.1mm 7.6mm

そして重さはというと、

iPhone X iPhone 8 iPhone 7 iPhone SE
174g 148g 138g 113g

というわけで、重さがかなり際立つと思います。

ファースト・インプレッションの時にも述べましたが、iPhone XはXperia X Performanceより30g重いんですよね。

注意
今回は小型機と比較していますが、iPhone 8 Plusの場合は厚さ7.5mm、重さ202gなので、Plus使いの人には違和感はないかも。

筐体サイズはXperiaとほとんど変わらず、大きなiPhone 8 Plusよりだいぶ小さいわりに5.8インチと大きな画面を持っているところも魅力。しかし重さがネックとなりコンパクトの部類に入るかは微妙なところです。

それだけに今年登場するだろう次世代のiPhone SEには多くの人が期待しているんじゃないでしょうか。ちょっと前に「これまでの命名規則に沿って名付けるとSE Xになる」なんてジョークも見かけましたw

そんな感じでiPhoneもかなり進化しています。Androidは果たしてどう戦って行くのでしょうか。

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