ファースト・インプレッションとしては、この時とこの時に書いたものがそのまま当てはまる感じです。
初期設定から何から目新しさの連続で、いろいろカスタムしたのでそっちを備忘録的意味合いも兼ねて残しておくことにします。
購入直後の小技
本当は昨日のうちに全部書いてしまいたかったんですが、どうしてもやっておきたいことがあったので時間をかけました。
特に今回、購入時にちょっとした小技を駆使することで手間を減らし、快適に使いはじめる方法を実践したのでまずはそっちからいきます。
以前書いたように、Z3CはnanoSIMを採用しています。このため一度機種変更手続きを済ませてしまうと、既存の端末(僕の場合Z)にSIMを戻すことができません。
おサイフケータイやゲームデータの移行についてはこの時全て済ませておいたのですが、1個だけ忘れていたものがありました。
厳密には忘れていたというより変更したくなかったのですが、僕は自分のGoogleアカウント、Yahoo ID、Evernoteアカウントに2段階認証を設定しています。
【スマホのコツ】Google 2段階認証を使って、スマホのセキュリティを強化しよう! | オクトバ
この時に使用するアプリ「認証システム」は、Google/Yahoo! JAPAN/Evernote全てで使えるスグレモノです。
ワンタイムパスワード(OTP) - Yahoo! JAPAN IDガイド
パスワードの確認(Evernote Web)
どちらもOTP導入の手順を進めていくとQRコードが表示されるので、それを「認証システム」アプリから読むだけです(QRコードリーダーも必要)。
ただ、2段階認証を設定したまま機種変更を済ませてしまうと、新しい方の機種でGoogleにログインできません。
「認証システム」アプリの入っているZでネット接続ができないためです。
厳密にはこちらは間違いで、現在の「認証システム」は圏外でもコードを生成できるようです(機内モードにして実験)。
ただまぁ例として、機種変更前の端末で緊急的にネット接続がしたくなった場合に使える小技的なものがあります。
というわけで(勘違いが原因となるもののw)僕が機種変後真っ先に行った操作はテザリングでした。
2台持ち歩くならBluetoothテザリングを使える状態にしておくと良いです。BTは消費電力が極めて小さいので、SIMの入っている端末で「Bluetoothテザリング待機状態」をずっと維持したままにできます。
新機能を試す
※ここでいう新機能とは「SO-02Eに搭載されていなかったもの」を指します。「Xperia史上初」の機能ではないものも含まれます。
まずこちら。
見た目の話になりますが、SO-02Gは通話中に通話画面を離れるとステータスバーにグラデーションがかかるようになってました。
終話を忘れて声が筒抜けになっちゃうような事故を防止するものと思われます。Good!
それとこちらはキャプチャはありませんが、他のレビューを見ても「VoLTE対応のため通話時の音質が非常に良い」といった意見が目立ちます。
これは僕も同意見でして、相手の声がとても聞き取りやすいです。
またスピーカーフォンにして机に置いて話す時も、Zの時は「声が小さい」と言われたことが何度かありますが、Z3Cではまだ一度も言われていません。マイクの質も向上?
ただ、小型機故かスピーカーから音を出すと端末がメッチャ震えます。バイブレーション機能と間違うほどにブルブルきますw
次にこちら。
PS3コントローラ「DUALSHOCK3」を買ったので、繋いでみました。普通のmicroUSBケーブルの大きい方(USB♂)をmicroに変換するアダプタを使って接続。
接続自体は一瞬で終わります。
動いたゲーム:R-TYPE II
動かなかったゲーム:バイオ4、MinecraftPE、Bluest
画面のどこをタップしても移動できるタイプのゲームは動かなそう?
あとPSMもこちらからインストールしてみましたが、インストールはできるものの起動できませんでした。まぁ当たり前か。
スペックに関しては、数値上はほとんどZと変わらないもののCPUがアップグレードされており、1.5GHz(Z)→2.5GHz(Z3C)になりました。
これによってアプリ起動時などの読み込みが超高速、すこぶる快適になった印象です。さすがスナドラ801。
通知領域とクイック設定とをスワイプで切換えられるようにもなっていました。
通知がいっぱいある時でも「NTT DOCOMO」部分をスワイプで切換えできるので、ちょっと便利。
プリインにしては珍しく役に立っていた(失礼)存在、「更新センター」が分離されたようです。
OSのバージョンアップがドコモ側っぽいアイコンのアプリで制御されるようになっており、それはまぁ別にいいのですが、アプリケーション更新で不要なアプリの更新通知を隠す設定がなくなりました。
これは不便。
これはZでも可能ですが、PCと無線接続して端末内を覗ける設定も進化しています。
以前はちょっと複雑な操作が必要でしたが、
今は一旦USBで繋いで「コンピューター」から端末を右クリック、「ネットワーク構成」を選ぶだけで完了します。
フリーズしてるんじゃないかってくらい重くなり、かなりの時間を擁しますがゆっくりお茶でも飲んで待つと良いです。
「WALKMAN」アプリがUSBアンプなどを使用したハイレゾオーディオの再生とヘッドフォンのチューニングに対応していました。
さすがにNWBT20Nはなかったけど、近いタイプを選んでみました。ソニー製イヤホン使うならここを選んどくといいのかな?
さっそく行ったカスタム
履歴画面をLollipop風にしてみました。
使用したものはこちら↓
Fancy Switcher - Google Play の Android アプリ
確認できた弊害
Z3Cを使っていて感じたデメリットをまとめます。
・充電時に大量の電力が必要になったっぽい
まずこちらに関して、市販のケーブル・アダプタを用いているため確証はありませんが、1Aの出力で充電できません。
付属のホルダもインプット・アウトプット共に1.8Aになっており、ホルダを使った場合も直接USBを挿した場合も不可能でした。
Z付近の端末であれば1A~、それ以前の端末であれば500mAあたりから充電できていたはずですが、高速充電規格に対応すると必要な電力も上がるんでしょうか?
・熱い
そのためかわかりませんが充電時にかなりの熱を発します。
幸いにして熱いのは中央付近となり、フレームに伝わる熱量はわずかなので接着が溶け出す危険性はそこまで高くはないのかという気もしますが要注意です。
・ブートアニメに音が出る
Z2(D6503)もそうですが、ブート時にアニメーションだけでなく音楽が再生されるようになっています。
せっかく電源メニューに「再起動」が追加されたのに外でしづらい…(´・ω・`)
※「設定」→「音設定」→「起動音(一番下)」のチェックを外したら消せましたm(_ _)m
・スタミナはあんまりない
バッテリー容量2600mAhというのはZと大して変わらない(Z=2330mAh)ため、電池持ちはそこまで劇的に変化しません。
こちらが待機時の電力消費。
※WI-Fi、BT、NFC、同期などほとんどの機能を使っており、また購入後間もないため大量のアプリインストール・更新などが行われた可能性もあります。
こちらが使用時のもの。
減る時は減るというのはやっぱり変わりませんネ(当たり前)。
ちなみにどちらもSTAMINAモードはONです(残量70%でONになるよう設定)。
最後に、Xperiaはデフォルトでいくつかのメディアファイル(画像・映像など)が入っています。
これは端末を初期化すると失われますので、バックアップを忘れずに残しておきましょう。
順番関係なく一気に書いちゃいましたが、そんな感じ。
後日追記