Android 7.1 Nougatで追加された「アプリショートカット」は、ホーム画面にショートカットを追加しなくても、アプリアイコンを長押しすることで好きな動作を直接呼び出せる優れたオプションです。
人気のホームアプリ「Nova Launcher」はこのアプリショートカットを自前で実装しており、Android 7.0以下の端末でも似たような機能を呼び出せるようになっていますよね。
この、Nova Launcherが独自実装しているほうの「アプリショートカット」を自作できるアドオンのようなアプリが配信されています。「Sesame Shortcuts」っていいます。セサミって読むみたい?
目次
アプリショートカットを自作してセットする方法
アプリを起動すると、アプリショートカットを追加できるものの一覧が表示されています。
ここから追加したいアプリを選びます。
ためしに「Gmail」アプリにアプリショートカットを作ってみます。
「Gmail」を選ぶとこういう画面になります。
右上の「+」ボタンからアプリショートカットを作成します。「Gmail」アプリには「Gmailのラベル」が追加できるようです。
「+」を押すと、自分のGmailのラベルが一覧表示されます。その中には「受信トレイ」「優先トレイ」といったデフォルトのラベルも全てありました。
「受信トレイ」を追加しました。
ここまで完了したらホーム画面に戻って、ドロワーからGmailアプリを設置します。
アプリアイコンを長押しすると先程作ったアプリショートカットが出現しました。
こうやってアプリショートカットを作っておけば、次回からGmailアプリアイコンを長押しするだけで目的のラベルを直接開けるようになって便利です。
Nova Launcherのアプリショートカットはドロワー内から直接開くことができます!
Nova Launcherのドロワーを開いた状態でアプリアイコンを長押しし、そのままスライドせずに指を離すとドロワー内でアプリショートカットを開けます。
このキャプチャではGmailと同じ要領で「Chrome」にこのブログのURLを指定しています。
なおChromeには検索語句を指定しておくことも可能!
Chromeを選ぶとこのような画面になりました。
てっきりChromeのブックマークを選ぶのだと思ったのですが、URLまたは検索キーワードを登録できるようです。
よく開くサイトを登録するのはもちろん、よく使う検索語句を登録しておくとかなり重宝しそうです。たとえばブログのエゴサーチ等はすこぶる楽になるでしょうね。
こうやってキーワードを登録すると、
タップするたびにこういう検索結果が自動的にChromeで開けます。
Tasker、KLWPとの相性も抜群!作成したTaskを起動するショートカットが作れる
Sesame ShortcutsからTaskerを選ぶと、Taskerに登録されている「Task」がデフォルトで全て紐付いています。
このままTaskerアプリアイコンを長押しすると、「Taskを起動するアプリショートカット」が選べるようになっています。
スリープタイマーとかごみ箱とか作ってるとこういうスイッチがほしくなるので、これも便利。
またKLWPには、グローバル変数を指定して値を入れることができます。
つまり、KLWPのアプリアイコンがホーム画面を動かすためのスイッチになるということです。これも使い方によっては面白いことができそうですネ。動作テストとかにいいかも?
よく使うアプリを1つのアイコンに纏める小技
使っている間に面白いものを見つけたので紹介しますね。
「Iconzy」は指定したアプリを呼び出すためのショートカットを作る「Shortcut Creator」という機能を持っています。
このアプリの本来の用途は「アイコンパックからアイコン画像を抜き出してKLWPに挿入する」ものですので、ショートカットを作る際に好きなアイコンを指定できるようになっています。
余談ながら、もともとの名前は「Kustom Icon Plugin」といいます。機能拡張に伴って改名したんですネ。使い方は過去に紹介しています。
その際、インストール済みのアイコンパックからアプリ名で自動的に候補を探してくれるので便利ですよ。
また作成時に名前も決めることができます。
こうすると1つのアイコンを長押しするだけで複数のアプリを開けるようになります。
ドックやフォルダ、サブランチャーともちょっと違う、ユニークなまとめ方になったと思いますw
ダウンロードはこちらから
注意事項①:ユーザー補助の有効化が必要かも?
アプリを起動すると赤文字で何やら警告が。
どうも「ユーザー補助」を有効化する必要があるようです。
ただ、ユーザー補助の説明文を見るとSpotifyで使用頻度等をランク付けする??と書かれています。
Spotify APIとの連携のために必要ってことかな?ってことは、有効化しなくてもSpotify(または同じような音楽ストリーミングアプリ)以外は動くのかもしれません。
注意事項②:無料トライアル期間経過後は課金が必要っぽいです
ダウンロード時は無料でしたし、すぐに利用できるのですが、10日間のトライアル期間が設けられているようです。
アクティベーションには330円かかります。ただ、最近多いサブスクリプション(定期購入)タイプではなく、ドネーション(買い切り)タイプのはずですので、1回払っちゃえばもう追加課金は発生しません。
この時(↓)もらった100円のクレジットがまだある場合は230円で済みますネw
そんな感じ。