【コラム】とりあえずXperia X Performanceに照準を合わせる。Z、Z3C、Z5C、Z5Pと比較してみた

Xperia X Performance

7mm切ったら手帳型ケースつけたいんだけどなぁ…。

Z3Cの限界は近いかもしれない…

Xperia Z3C
Xperia Z3 Compact

最近ちょっと床に落とすことが多くなっています。
床に這わせたタコ足から延長せずにUSBを引っ張ってるせいなのですが、膝にひっかかって引っ張っちゃうことがしばしば…。
今日ついに、落ちた衝撃で一切のバイブレーションが効かなくなりました。再起動したら直ったけど。

参るなぁスキンシール買ったばっかりなのに…。

Z5Cも考えましたが、メリット的にはXPまで待ったほうがよさそうな気がしています。でも迷う…。
そこで狙いを定めるためにいろいろと比較してみました。

比較対象はZ、Z3C、Z5C、Z5P、XP

まずはZシリーズの原点、初代Xperia Z SO-02Eです。
これが現在所持している中で一番大きいサイズ。結構持て余してたのでこれ以上のものは使いたくありません。
Xperia Z3 Compact SO-02G
SO-02G
続いて現役のXperia Z3 Compact。
サイズ感良好、しかも軽くて防水と満足度は極めて高い機種です。ただしZよりも厚みがあるのと、フレームが安っぽいことがちょっとコンプレックスです。
樹脂なのは別にいいんだけど(軽いし)、せめてメッキみたいなことしてほしかった。なんでプラスチックとかシリコン感丸出しなんでしょうかね。
Xperia Z5C
SO-02H
じっくり見るのは実は初めて、Xperia Z5 Compact。だってあまりじろじろ見てると欲しくなっちゃうんだもんw
Z3Cの次にAシリーズの流れを汲むA4が出てがっかりした反動からかなり期待してたんですが、予想外にも厚みが更に増していたため瞬時に視界の外に出した覚えがあります。
Xperia Z3 Premium
SO-03H
今大型機を買うならこれ以外にないだろうということでランクインしたのがこちらのXperia Z5 Premium。
間違いなく歴史に残るだろう偉大な技術を誇る名機だと思いますが、なにせデカイ。あらゆる意味で。
サイズはいわずもがな、5.2インチに詰める量とは思えない801ppiという狂気じみた解像度を持ちます。
※Z5Pは、画面サイズが約4倍のXperia Z4 Tabletの2倍の解像度をもちます。これについてはこちら
Xperia XP
Xperia X Perdormance

そして先日発表された最新版、Xperia X Performance。
Zの系譜を外れたことから大きく報じられていますね。いろいろと注目したいポイントがあるので後でまとめます。

取り急ぎこれらをいろいろな方向から比べるため、公式サイトとWikipediaを往復してデータを集めてきたのでご覧ください。

まずはサイズ比較から

なんといっても外せないのがサイズです。これは第一印象にも深く関わるので、しっかり見ていきたいところです。
ただいかんせん発表段階のXPは情報を掲載している媒体によって数値がまちまちなので、確証はないかもしれません。

機種名 サイズ 重量 解像度
Z 139x71x7.9 mm 146g 5.0インチ
Z3C 127x65x8.6 ㎜ 129g 4.6インチ
Z5C 127x65x8.9 ㎜ 138g 4.6インチ
Z5P 154x76x7.8 181g 5.5インチ
XP 143.7×70.4×8.7 ㎜
ソース
165g 5.0インチ

XPのスペック情報はマイナビニュースを参考にしました。

縦横幅が最もコンパクトなのはZ3CとZ5C(同点)、画面サイズも一緒です。なのにZ5CはZ3Cよりも0.3ミリ厚く、9g重くなっています。
数値だけ見るとたいした違いはないように思えますが、問題は形状にあり。
Z5Cは初代を彷彿とさせる角ばったデザインが特徴的で、厚みの影響を手がモロに受けます。ラウンドによるごまかしがない分厚みが際立っちゃうんですよね。

一方で最も薄いのはZ5 Premiumで7.8ミリ。これは5インチXperiaとしては珍しくない厚みですが、初代よりも薄いというのは評価できるところです。
ちなみに同じ5インチ台で最も薄い(と思われる)のはZ4で6.9ミリです。余談ながら、4はタブレット(Z4T)も薄さが特徴的(6.1ミリ)なので、そこに拘ったモデルなんでしょうね。

Xperia 厚み
上:Z3C 下:Z4T

撮影はDSC-QX10です。
厚みの比較はこんなもんでどうでしょ。8.6ミリvs6.1ミリです。

その他のデザイン面の話として、背面ガラスはあまり気にしません。ガラスパネルでサンドしたオムニバランスはとても好きですが重いですし、ZもZ3Cも結局はスキンシールを貼っちゃうので…。
フレームはやっぱり金属がいいですね、それっぽいメッキでも全然OK。ステンレスの光沢というよりはアルミの強くしなやかな感じが好きなので、磨かなくていいです。あと樹脂にするなら透明はやめてネ。影が嫌。

Z4 Tabletを見ればわかる通り”これ以上薄く出来ない”限界点といえるのが6ミリという厚さになります。薄すぎてイヤホンジャックがはみ出してます。直径3.5ミリというのは世界標準なので変更すると市販のイヤホンが使えなくなりますから、イヤホンジャックを細くすることは至難。

一方で8ミリを超えると、ハーゲンダッツのクリスピーサンドにおけるクッキー生地のようにフレームを挟むガラスパネルが結構目立ちます。保護ガラス貼ってんじゃねーかと思うかもしれませんが、どちらにも貼ってますからね。

ハードウェア面での違いは?

これは現役のZ3Cを基準として考えます。

Z5C、Z5P、XPに共通してZ3Cよりも進歩している点としては、キャップレス防水USBポートと指紋認証対応の電源ボタンがあげられるでしょうか。
特に前者は切望していた機能なので、喉から手が出るほど欲しいです。

Z3Cのマグネット充電端子は急速充電にも対応しておりなかなかの高性能ですが、手に持つとすぐに外れちゃうところがネック。かといって1日に何回もUSBポートの蓋を開閉しているとすぐにヘタっちゃって防水性能が落ちます。ただのシリコンゴムだし。
蓋の摩耗は電池の劣化よりも早い段階で訪れると思っています。なので滅多にあけません。Wi-Fi ADBができるのもroot権限があればこそです。

あと個人的な部分ではシャッターキーがなくなることはもはやありえないので(Zで痛感)、これも搭載されていて安心。

ほか、ハードウェア面の仕様の違いは以下のとおりです。

機種名 解像度 CPU メモリ
Z FHD SS4 Pro 2GB/16GB
Z3C HD S801 2GB/16GB
Z5C HD S810 2GB/32GB
Z5P 4K S810 3GB/32GB
XP FHD S820 3GB/32GB

※HD = 1280x720px
※FHD = 1920x1080px
※4K = 2560x3840px

※SS4 Pro = Snapdragon S4 Pro 32bit 1.5GHz クアッドコア Adreno 320 GPU
※S801 = Snapdragon 801 32bit 2.5GHz クアッドコア Adreno 330 GPU
※S810 = Snapdragon 810 64bit  2.0GHz クアッド + 1.5GHz クアッド の オクタコア Adreno 430 GPU
※S820 = Snapdragon 820 64bit 2.2GHz クアッドコア Adreno 530 GPU

問題は数値よりも規格にあり、解像度が低いHDも4.6インチ程度であればたいして目立たず消費電力(=CPU負担)も抑えられるメリットがあります。
しかし話題のSnapdragon 820には「スパイキングニューラルネットワーク」という次世代の技術が使われており、何やらよくわかりませんがすごそうな予感がします。なんとな~くイメージしているところでは、0と1(またはonとoff)だけで表現されるバイナリデータを処理しやすそうな感じ。

ただ、Snapdragon 810も64bitに対応し、Qualcommの有名な設計思想「big.LITTLE」によるヘテロジニアスマルチプロセッシング(グローバルタスクスケジューリング)という長ったらしい特徴を持っていて、クアッド2つが同居する”なんちゃってオクタ”ながら8つ全てのコアを同時に動かすことができるため、パワーは相当なものです。

メモリに関しても、LPDDR3、LPDDR4、最新のUFS 2.0などいくつかあり、こちらのほうが容量よりも大切になってくる場合も少なくありません。個人的にはどっちかっていうと容量が大事かなとも思いますけどね。常駐アプリいっぱい使うし。

しかし容量に関していえば、64ビット対応CPUを積んでおきながら4GBを超えない時点でお話にならないというのが正直なところ。しかしここは対応アプリなどいくつかクリアするのが難しい問題も抱えています。

おそらく最新機種の動向から見てXPはLPDDR4だと思うし、この次にフルスペックで4GB(できれば8GBといいたいけど、やっても6GBかな)のXperiaが出てくると思うんですが…。

あと、あらゆる媒体が真っ先に扱う「OSバージョン」は選定基準としてふさわしくないと思うため省きます。新しい端末に新しいOSが載っているのは当たり前です。

もう1つ、Snapdragon 810はLTEカテゴリ6(下り最大300Mbps/上り最大100Mbps)に対応していますが、Snapdragon 820はLTEカテゴリ12/13(下り最大600Mbps/上り最大150Mbps)に対応しています。Xiaomi Mi 5なんかはこのへんを猛プッシュしてきますが、残念ながら日本でこの太さの電波を掴むことはできません。
ドコモが6月から実施すると発表したプレミアム4Gの最新版も、3本の既存のLTE帯域を束ねるキャリアアグリケーション(CA)を使ってようやく下り最大370Mbpsです。

プレミアム4Gに対応しているZ5シリーズも225Mbpsまでしか掴めません。たぶん国内キャリアが扱っている、既に販売されている機種で下り最大300Mbpsを掴めるのはAQUOS ZETA SH-01Hくらいじゃないかな?

更にオマケして、Z3Cの頃話題を攫った「20MP(2070万画素)」のカメラ画素が更に増えており、Z5C(Z5P)以降は「23MP(2300万画素)」という変態的な数値となっています。
さらにXPはフロントも13MP(1300万画素)です。Z5シリーズは5MP、Z3Cは2MPです。

総評

ハードウェア面(数値)を見るとZ5Pがそこそこ魅力的に思えますが(Android 6.0 Marshmallowも配信されましたし)、今買うとSnapdragon 810がネックになって来年泣くことになりそうなんですよね。
ついでにZと比べて二回り大きいのがなんとも。

そこへいくとXPは厚みこそやばいものの、サイズはZとたいして変わらず。むしろ微妙に細くなるみたいです。
となると、Z5Cのデザインについて触れた時に言った角ばったデザインが影響し、握りにくいZと比べてiPhoneのような流線型フォルムが美しいXPは多少持ちやすくなっていることも期待できます。

あと個人的な好みになりますが、XPはZ3Cと同じくいかにも”電話です”といいたげなマイク・スピーカーの形状も好み。

カラーリングもライムゴールドがオシャレで素敵です。2012年(GX)以降白い機種しか持ってなかったんで、そろそろ違う色にも手を出してみたかったところです。

うーんでも……トラップくさいんだよなぁXシリーズ……。本当にスーパーミッドレンジ路線にシフトしたならともかく(それはそれで大問題がいくつか噴出するけど)、世界最高2300万画素のカメラを開発し、DSEE HXとBIONZとトリルミナス for Mobileを開発し(ついでにGレンズを載せ)、賛否があるものの4K画質を掌に乗るサイズで再現し、Googleよりもドコモよりも先にSTAMINAモードを実装し、発売するアクセサリにはNFC(FeliCa)チップを埋めまくるなど、常に最先端を突っ走ってきた感が非常に強いメーカーだけに、スペック競争から脱落するとは思えないんですよね…。
いや、思えないっていうより、思いたくない。

製品的にもユーザー的にもかなりの水準まで成熟してきた今だからこそWALKMANを呼び戻し、さらにPlayStationを復活させるべきでしょう。タブレットも撤退すべきじゃなかったよ。

そんな感じ。

7 Comments

匿名

X Performanceは4K動画撮影もできないしストラップホールも消えちゃったしむしろZ5より退化してる点が目立ちますね。新機能みたいなのは一つもありませんし。

返信する
tomandroid

コメントありがとうございます。
しかもZ5はMarshmallowも配信されちゃったしと思うとちょっと不安でもあります。
いろんな方向から見ると、これが良い結果を生むのか悪い結果を生むのか、まだ五分五分です。ただ、このスペック・このデザインで価格がどうなるか、そこが一番の焦点でしょうね。
Xの値段を見ると期待はできそうにありませんが…(;・`ω・´)

返信する
tomandroid

コメントありがとうございます。仰るとおりです。
ですが問題は欲しい機種が出ないことではなく、現役のZ3Cの寿命が近いことにあります。
保証サービスを使うって手もなくもないですが…。
Z3世代以降の機種は白ロムの価格が全然落ちないので、新機種を買うのとたいして変わらないと思うと踏ん切りがつきません。
昨日Amazon見たら14万しましたし…。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。