Xperia Z3、Z3 Compactをbootloader unlockせずにroot化する方法 AndroPlus
ようやくBLU不要でroot化に成功したようです。
しかし、v1では2014年10月以前に配信されたファームウェア、ビルド番号【23.0.A.2.93】に対応しているとのこと。
一方で国内版Z3 Compact SO-02Gは2014年11月12日発売です。
ビルド番号は【23.0.B.1.13】です。過ぎてますネ。
でもとりあえず使ってみました。
当然の結果です。
軽く調べたところ香港版のROMが焼けたって話も聞きましたし、DRMキーが削除されるのは困るけどキャリアサービスとワンセグとかはいらないって場合は試してみるのもアリでしょうか?
そういう人はSO-02GじゃなくてSIMフリーで買ってるかもしれませんが。
僕はv2を待ちます。
rootKit更新に備える
散々言ってきた通り、取得できるのであればrootは取りたいです。自分でゴニョる腕はないので静観するだけですが寄付を受け付けている場合はします。
いつか【23.0.B.1.13】でもrootが(手軽に)取れるようになった時、すぐに実行できるようにいくつか準備を行っておきます。
まずは何といっても内部ストレージの完全なバックアップが必須です。これは失敗時に初期化するリスクを最小限に抑えるためです。
ツールのダウンロードに失敗してファイルが壊れていた、稼働中にエラーが起きた、バッテリーが不足していた等、失敗する要因は意外といっぱいあります。個々の発生率は低くても、遭遇率自体は実はそこそこあるんじゃないかと思ったほうがいいです。
実際GXの時は何度か泣いてますしネ。SUS&Flashtoolがなかったらとっくに窓から放り投げていたと思いますw
内部ストレージのバックアップ方法
これは特に難しく考えることはなく、単純にPCとUSBで繋いで中身を全部コピーするだけです。
が、ものすごく時間がかかります。USB2.0のせいなのか、ドライバのせいなのか、ストレージの能力の限界なのか、どこに原因があるのかはわかりませんが失敗する可能性もかなり高いです。
「デバイスがビジー状態です」って出て進まなくなったり、残り時間が10時間を超えたり、フォルダが完全に表示されなくなったりと発生パターンも複数ありますので時間のある時、ちょうど今のようなタイミングで行なうことが推奨されます。
この時にいくつかのディレクトリを除外することで時間を大幅に短縮できます。
- 「Android」フォルダ
- 「data」フォルダ
- 「.thumbnails」フォルダ
以上のフォルダは除外して構いません。
上2つの中身は、ダウンロードしたアプリが抱える「データ」です。これはアプリをダウンロードしたり、初回起動した時に自動で生成されるため移し替える意味のないデータです。
そしてこのデータは(インストールしたアプリの大きさや数にもよりますが)かなりでかくなりやすいので、「Android」フォルダを省くだけでも転送はかなり高速化するはずです。
※例外として「LMT Launcher」「WidgetLocker」を使っている場合は注意が必要です。
/内部ストレージ/Android/data/com.android.lmt
にアイコン画像を保存すると、LMTのパイに表示させることができます。このフォルダ自体は自分で作るまで生成されませんが、万が一作っている場合はバックアップが必要です。
ただしLMT LauncherはrootアプリなのでSO-02Gには縁のないアプリです。
【root】【HowTo】LMT Launcherの見た目をカスタムしよう
/内部ストレージ/data/com.teslacoilsw.WidgetLocker/Themes
WidgetLockerのカスタムスライダーはこの中に入れます。これも保存している場合はバックアップが必要です。
3番目はサムネイル画像です。これについても今度書こうかな。
特にバックアップが必要なもの
たとえばこれのように、Xperiaには買った時点でいくつかのメディアファイルが入っています。
画像・映像・音楽かな。それぞれ「Pictures」「Movies」の中にあります。音楽はどこだったっけな…。
GXからの経験上、これらはftfなどを使って初期化しても戻ってこない可能性があります。
その他必要なものとしては、
- 「DCIM」フォルダ
- 「Download」フォルダ
- 「fonts」フォルダ
- 「LINE_Backup」
- 「Pisctures」フォルダ
- アプリのバックアップを入れているフォルダ
が対象になります。
たとえばTalonやPopupWidgetなどはアプリの設定(好みに合わせて調整を変更したもの)をバックアップできます。ssLauncherなど複雑なアプリのバックアップを失ってしまうとかなりの手間になるので、要注意です。
また、Talon等多くのTwitterクライアントは専用フォルダに画像などをダウンロードします。入っている場合は要注意。
Glaeja、UCCW、Themer、BuzzHome、ZooperWidget、KLWPなどは、テーマはバックアップできますが「配置」と「サイズ」はやり直しになります。
僕が使ってるものだけですが場所を書いておくと、
KLWP … /内部ストレージ/Kustom/Wallpapers (フォンドなどを追加している場合はそちらも)
UCCW … /内部ストレージ/ultimateCustomClockWidget (特に天気アイコンは忘れずに)
Themer … /内部ストレージ/MyColorScreen/Themer/Expoted/zip (ZIPで追加したもの。アプリから落としたものは別)
Zooper … /内部ストレージ/ZooperWidget/Templates (フォント、アイコンセット等も忘れずに)
などです。
ちょこっと追記しておくと、KLWPは「ライブ壁紙」としてテーマを保存できるため、他のウィジェットと違って配置も完全に記憶、復元できます。
Themer、BuzzHomeなど、ウィジェットをまとめて画面単位でテーマをエクスポート出来るアプリもそのへん強いですね。
メモを取っておくと良いもの
※初期化対策を含みます。
- Wi-Fiの接続パスワード
- Bluetoothペアリングリスト
- 初期設定が必要なアプリのリスト
- 必須アプリリスト
- STAMINAモードに追加したアプリのリスト
- 無効化している(消したくはない)アプリのリスト
- (root化したら)削除したいアプリのリスト
- (root化したら)インストールしたいアプリのリスト
- (root化したら)変更したい、システムルート内ディレクトリに存在するファイル
たとえばSDカードへの書き込み許可はXposedを使わずともxmlを加筆するだけで足りる可能性があります。
あと、念のためFlashtoolの最新版やバックアップ方法、ftfファイルなどのことも考えておくと良いかと。
そんな感じ。
あ、ちょっと追記。
最近話題のLollipop風ナビバーに変更できるXperiaテーマ(XDAで配布されてるやつ)、ブログに書こうと思ったけどAvast!が何かを検出しました。すぐ消しちゃったからそれが何かまでは見てないけど、念のため。
■後日追記