「ガラコワイパー」などインパクトのあるTVCMを記憶している人も少なく無いだろう「ガラコ」のスマートデバイス用液晶クリーナー、「iガラコ」が発売されました。
昔懐かしののりみたいです。
直接塗れるガラスコーティング溶液「iガラコ」
中身は比較的サラサラした液体でしたので、下に向けてキャップを開くと液漏れする危険があるようです。
また防水非対応の端末の場合マイクやスピーカーなどの隙間から液体が入ると危ないので、液晶ではなくクリーニングクロスに塗ってから拭くと良いようです。
ただしクロスは付属しません。
ニスやワックスのように塗ったら放置するタイプでもありません。塗ったら拭き取ります。
今まで使ってきたエレコムのワックスと同じく、これ1つで液晶画面の洗浄と保護の両方が行えます。
※といってもそれは塗った後にクリーニングクロスで拭いたからです。「iガラコ」ホームページにクリーニング性能についての言及はありません。
また、注意書きに次の2点が書かれています。
- ガラス製タッチパネル以外に使用しないでください。
- プラスチック製保護フィルムに対しては効果がありません。
買う前に要確認です。
汚れがつきにくくなるのが特徴
「iガラコ」は撥水剤ではないため、塗った端末が生活防水に対応するようなことはありません。
また先述の通りクリーニングがメインの製品とも異なります。
「iガラコ」の特徴はコーティング効果です。少量を塗布してよく拭き取ることで極薄の皮膜を形成します。
この皮膜は皮脂などの脂をはじく性質があるため、指紋なんかがつきにくくなる、そしてついた汚れが簡単に落ちるようになるんだそうです。
既存の類似品と比較
今までZではエレコム製のこのワックスを使ってきました。
大豆など穀類のエキスが主体の弱アルカリ水です。
スペック上の違いはこんな感じ。
iガラコ
- 容量3ミリリットル
- 成分はフッ素系化合物、フッ素系溶液
- 塗った後ティッシュで拭いてok、2時間を目安に乾燥させる
- 効果があるのはガラスだけ、プラスチック使用不可
- 汚れをはじくのがメイン
ELECOM スマートフォン用タッチパネル洗浄・抗菌ワックス
- 容量16ミリリットルまたは20ミリリットル、クリーニングクロス付属
- 成分は穀類エキスが主体、精製水が使用されている
- 塗った後は専用のクリーニングクロスで拭く
- 弱アルカリ性のため保護フィルムを溶かす可能性は否定出来ない
- 洗浄効果に加えてワックス効果があり、指通りがツルツルになる
ELECOMのほうは汚れを溶かして綺麗にし、その上にワックスを塗る感じ。
対してiガラコは先に液晶を綺麗にしておいてから塗ると良い感じ。塗った後に効果を発揮してくれるコーティング剤です。
とりあえず手元のZ2の液晶ガラスとZ3 Compactの保護ガラスに、それぞれ半分だけ塗ってみました。
飛散防止フィルムはついていないのでどちらもガラスに直接塗っています。
乾かしてからしばらく使ってみて、大きな違いがあったら写真に収めようと思います。
そんな感じ。
KING JIM タッチパネルコーティング剤「iガラコ」 オレンジ GC10オレ
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