鍵と一緒に持ち運べるLightningUSBメモリ！DataTraveler Bolt Duoレビュー

昔から疑問だったんだけど、なんで内部に64～256GBもの容量を持つiPhone使いの人々が口を揃えて「ストレージ不足」を叫ぶのか、Xperiaしか使ってなかった頃はわからなかったんですよ。

でも、実際にiPhone Xを買ってみて8ヶ月、そのことが実感として表れました。

いや、容量自体にはまだ余裕がありますよ。半分くらい。

ただ、iPhoneは本当にカメラロールにものすごい勢いでデータが溜まってく。というか写真を撮りまくるんだけど、ただの写真じゃなくてLive Photosとかスローモーションとかバースト（連射）とか、とにかく容量を食う。

これもひとえにiPhoneのカメラシステムの完成度が極めて高く、ハイクオリティな写真を設定不要でバシャバシャ撮れるせいです。

そうなってくると整理が大変。撮った後にPCで加工したくなった時、見つけ出すのに時間がかかってしゃーない。同じ構図で何枚も撮っていると特にね。

そんな時、Lightningポートに直挿しできるUSBメモリ「DataTraveler Bolt Duo」をもらったので、これを普段から持ち歩いて、PCで見たいデータを移動しておこうと思います。

片側Lightning、片側USBで容量は最大128GBの超コンパクトメモリ

一見するとDataTraveler Bolt Duoは、LightningとUSBを変換するコネクタのような形状をしています。

寸法は公称値で4センチ×1.2センチ、厚さ7ミリ。バイクのキーよりも小さいです。

この中に最大128GBの大容量メモリが入っています。（製品ラインナップは、32GB、64GB、128GBの3種類があります。）

専用のシリコン製ケースが付属し、収納すればキーホルダーのように扱えます。

このケースが結構分厚いように感じるため、落としたりしても安心なはず。

DataTraveler Bolt Duoを使ってiPhone/iPad内のデータを移動させるには、専用のアプリ「Kingston Bolt」を使います。

本体をiPhoneに挿し込むと自動でアプリのダウンロードを促してくれるため、検索などの手間はかかりません。

こちらの動画でやり方が解説されています。

アプリインストール後も、挿し込むたびにアクセス許可を求めるポップアップが起動、許可すると自動でアプリが起動します。

iPhoneで撮った写真をPCに転送する時にも使えるし、PCから壁紙データをiPhoneに移したり、動画ファイルをDataTraveler Bolt Duoに入れておいてiPhoneで再生することもできます。

データをDataTraveler Bolt Duoに入れっぱなしにしておくメリットとして、iPhone/iPadを複数台持っている場合、気分に合わせて好きなデバイスで再生できる点が挙げられます。

microUSBタイプのでXperia Z4 Tabletを使ってよくやります。

iPhoneだとOSの制限がきついですが、そのかわり必要な操作がほとんど自動化されるため非常にお手軽で、詳しくない人でも扱えるようになっています。

できることが1つしかないならそれを完遂させるための行動は自動化しちゃおう、というiOSのコンセプトは本当にスゴイ。

Kingston Boltアプリを使えば、iPhoneにたまった写真・動画を全部自動で転送することもできます。もちろん個別にもok。

また、設定から自動転送をONにしておけば、次からDataTraveler Bolt Duoを挿すだけで自動的に転送してくれるようにもなります。

設定には他にもパスコードロックと「タッチID」の項目があり、ONにすればアプリを起動する際に認証が必要になるため、機密情報の取扱も可能。

転送したファイルはiPhone/iPadから削除してもいいですが、残すこともできるためバックアップにも向いています。こうなると大きな容量のほうがいいかな。

またファイル形式も、オリジナルをそのまま転送するパターンと互換性を重視して汎用的なフォーマットに変換するパターンが用意されています。

そんな感じでお求めはこちらからどうぞ。

キングストンテクノロジー 2017-11-27

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Kingston Boltアプリのダウンロードはこちら。