[レポート]Rated A1対応のSDカードの実力は本物!1ヶ月間の体感・感想をまとめて発表!

お久しぶりでございます。覚えてる?

Tomをじゃなくてこの話題を。

遅くなってごめんなさい。結果を発表しますネ。

率直な感想は「SDから起動していることに気がつかない」ほどでした。

xperia-x-performance-sdcard-installed-apps

Android 7.0 NougatのXperiaの場合、設定→ストレージ→グラフをタップ→SDカードを選択すると、SDカードにインストールしたアプリの一覧を見ることができます。

このスクショに映っているものは全てTomのXperia X Performance SO-04HのSDカードに移動したアプリです。

この中に日頃の稼働頻度が極めて高いアプリが2つあります。「LINE」と「Pinterest」です。

このアプリを起動する回数は1日に10回を超えます。が、起動にもたつきを感じたことは一切ありません。

今回レビューした東芝のA1対応SDカードを買う前に使っていた、SanDiskの128GB UHS-I対応SDカードの時にもLINEは移動したことがあるのですが、遅すぎて内部ストレージに戻していました。

が、最近KLWPテーマなどいくつかのアプリを追加したこともあって内部ストレージが圧迫されたようで、いつのまにかSDカードに再び移動されていたようです。ぶっちゃけこのスクショ撮ってはじめて「こいつSDにいたのかよ!」っと気がついたくらいです。

余談になりますが、XperiaでアプリがいつのまにかSDカードに移動されてしまう現象についてはこちらで解説しています。

Xperiaで発生する予期しない不具合のほとんどの原因はこれかもしれない

というわけで、SDカードにインストールされてもまったく気がつくことなく使い続けることが、はからずも証明されたかたちとなったため、改めてこのレビューを書いています。

ホントは2週間て言ったんだけど説得力のある証拠が見つけられなかったので、延長してたんですよネ。

なのでカードをレビューした時から数えてほぼピッタリ1ヶ月経過しています。

その間もちろんカードは挿しっぱなし、そして1日も休むことなくスマホを使い続けています。

というわけで、SanDiskの時に感じた「突然遅くなる」症状もまだ発生していません。ただ、今回の東芝のカードは挿入してからまだ一度も抜いていないので、そのへんの影響もあるかもしれません。たとえば抜く時にカードの接続端子部分にキズがついたり埃が入ったりすると遅くなるかもしれないし。

【要注意】パフォーマンスには影響なし。ただし、移すアプリは慎重に選んで!

どういうことかというと、今述べたように実行速度には一切の影響が出ませんでした。これは購入者として自信を持って断言します。

ただ、アプリによっては挙動がおかしくなるケースがあったのでそれもメモしときます。こちらが把握しているものでは、次のアプリはSDカードに移すと異常が発生しました。

Twitter

公式アプリです。ある日突然、端末を再起動するとなぜかサインアウトされており、毎回ログインが必要になりました。原因がわからず調べていたら保存先が「外部ストレージ(SDカード)」になっており、内部に戻したところ解消されました。

またTwitterアプリでは、動画の自動再生が終了した瞬間に10秒程度のフリーズも発生していました。

モンスト

Tomが使っているのはモンスト for Amazon、AmazonアプリストアからDLしたものですがPlayStore版も同じだったと思います。

モンストをSDに移動してしまうと、起動時にセーブデータが読めなくなりました。具体的には、アプリを起動するとチュートリアルとプレイヤー名の登録画面になります。一番最初にやるアレです。「データ復旧」からXFLAGアカウントを連携させて復元しようとすると失敗します。

iBeaconを使うアプリ

こちらは仕事で使うためあまり詳しくは書けないのですが、Jinjer 勤怠マネージャという勤怠管理アプリで発生しました。

iBeaconを使って会社内で出勤、退勤をスマホから打刻できる便利なアプリなんですが、SDカードに移動されたところ打刻が反映されなくなりました。

端末ポリシー

Google Apps Device Policy – Google Play の Android アプリ

こちらのアプリでも異常が発生。これも業務に使うもので、Gmailに独自ドメインを追加したり各種G-Suiteのアクセス権限を会社で管理している場合、割り当てられた自分のGmailアカウントをスマホに登録する時に必要になるアプリです。

しかしこちらもSDカードに移動されたところ、管理権限の有効化ができなくなりました。

今のところ把握しているのはこれだけです。

それと、Googleのアプリ、たとえば「マップ」や「Google+」や「Gmail」なんかは移動がそもそもできないようでしたので、マニフェストを無視しても移動できないアプリというのも存在するようです。少なくとも現段階ではネ。

また、モンストはダメでしたがテラバトルはちゃんと動いたと記憶しています。このようにゲームアプリも種類によって挙動が異なりますので、少しでも「変だ」と感じたら保存場所をチェックしてください。

報告は以上です。ここから少しお勉強と、今後のAndroidの可能性についてのお話です。

microSDカードの新規格「Application Performance Class 1(A1)」とは?

Rated A1対応の東芝microSDカードレビュー。本当にSDカードからのアプリ起動は高速なのか?

こちらが以前投稿したものです。

SDカードのスペックとして記載され、そのカードがどれほどの読み書き性能を持っているかを保証する「スピードクラス」に新しく追加された「Application Performance Class(アプリケーション・パフォーマンス・クラス)」、A1に対応したmicroSDカードのレビューです。

A1クラスとは、その名の通り「アプリケーションの実行に耐えられる速度」を保証するスピードクラスの一種です。

この規格に対応したSDカードは内蔵ストレージと同じようにアプリケーションをインストールしても快適に動作します

なお参考までに、A1クラスのシーケンシャル最低処理速度は10MB/s。メガバイトなので10Mbpsではなく80Mbpsとなり、class10と同じになります。

なお、class10、あるいはUHS-IとA1の違いについては下記の詳しい解説を引用させていただきます。

曰く、

A1は不特定の条件下でのランダムアクセスと持続的なシーケンシャルアクセスのパフォーマンスレベルの組み合わせを定義している、ということです。これらは、単純な大きなファイルアクセス、たとえば動画の記録などよりもアプリケーションやどのデータのアクセスに向いているかどうかを測定するための指標として適しています。第789回:Application Performance Class 1(A1)とは – ケータイ Watch

とのことで、単純な連続データ(大容量の動画ファイルなど)の読み書き時に必要なシーケンシャル速度だけでなく、ランダムアクセス時の処理性能を表すIOPS(I/O per Second、秒間I/O)も定義されたのが画期的なんだとか。

確かにこちらによるとA1のランダムリード最低処理速度は1500IOPS、ランダムライト最低処理速度は500IOPSと記載されています。

なぜこんな複雑な単位になるのかについては考えなくていいです。原理はもちろんありますがそこを気にするほどの容量なら誤差の範囲で片付いてしまうことも多いのでネ。

というわけで、イメージとしてはA1クラス対応の製品はこれまでのスピードクラス対応製品に比べてランダムアクセス時の速度保証がわかりやすくなったようなものと思っとけばいいんじゃないでしょうか。

ではそのランダムアクセスはどういう時に発生するか……、そう、連続データ(データの集合体)である「ファイル」を開いたり移す時ではなく、状況次第でロードするデータが異なる「アプリ」を実行する時です。

先程引用させていただいたケータイWATCHの記事にもこんなことが書いてあります。

今後、Android 7.0 Nougatのアップデートや、将来的に登場すると思われるバージョンで、Androidの挙動は、A1対応SDカードの仕様に合わせた物になることになります。第789回:Application Performance Class 1(A1)とは – ケータイ Watch

android-application-sdcard-install-settings

つまり、Android 7 Nougatの時点ではまだ開発者向けオプションの中にあって正式実装されていないこの項目、マニフェストを無視して全てのアプリをSDカードに移動(=インストール)可能にする機能は今後拡張される可能性が高いものと思います。

Android 8.0 Oreoの配信も既に始まっているようですし、楽しみですネ。

そんな感じ。

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