Androidの画面をビデオキャプチャする機能、通称スクリーンレコードはKitKatから使用可能な隠し機能の1つです。
といってもKK端末をビデオキャプチャするためにはroot化かADB接続が必須になっていました。
Lollipopでは端末単体でスクリーンレコードが可能、つまりKK以前の端末にrootアプリを入れていた状況が一変しています。
こちらによるとスクリーンキャプチャが可能であると書かれています。
恐らくですが「Chromecast」というGoogle公式のミラーリングデバイスが登場したため、画面自体に対する価値というか録画の必要性・重要性を認識してくれたんじゃないかと思います。
「非セキュアな」と言及されているのはスクリーンショットと同じく、ワンセグなどをこの方法で録画させないための処置と思われます。
※ワンセグアプリ起動中はスクショも撮れませんし、ADB経由でのスクリーンレコードもできません。
非rootで使えるキャプチャアプリ【L専用】
こちらはAndroidPoliceの2014年12月版おすすめアプリ一覧で紹介されていたものです。
アプリを起動するとツールバーが出現します。
もちろんこれは録画中は隠れています。
ツールバーの歯車から設定に入れます。
レゾリューション(解像度)、ビットレート、オリエンテーション(縦横回転)に加え、録音、タッチポインターの表示、画面消灯時に自動で停止、タイムリミットや保存先ディレクトリを設定することなどができます。
実際にGXで撮ってみましたがSuperuserの許可を求められることもなく、なめらかに記録されていました。
SCR 5+ Screen Recorder Free
かつてZ(JB)でお世話になったrootアプリも、Lollipop APIを使用した非root版が出ているようです。
こちらは無料版では最長3分の制限がついており、有料版で解除されるようです。
またこちらの説明文を読むに、非rootではオーディオAPIを使うことができない(?)とあるため録音はできないかもしれません。
AZのほうも内部的に音を記録するのではなく、端末のマイクを使う可能性がありそうです。
こうして考えてみると、この機能はXperiaが持つ「スクリーンレコード」と機能的に非常に酷似している気がします。
XperiaはこれをKKで実現してくれた、ということになるんでしょうかね。
オマケ:
同じくAndroid Policeに載っていた、「数式を撮影すると計算してくれる」カメラ。
AutoMath Photo Calculator
そんな感じ!