画像はハメコミです |
思った通り初日からガッタガタだったようです。もっと速く決断すればよかった。
発端はこちら↓
これを読んであーそうだよなー初期化すれば直ること多いもんなーじゃあウチのZ3Cもやっちゃおうかなー的なノリでやっちゃいました。
ガタガタだったZ3C、原因はroot化
この時から動作異常が発生していたようで、切り分けるのにとても苦労しました。
なぜって焼いた直後は症状が出ないから。しかしXposed Frameworkを追加すると不具合が起きたり、あるいはTitanium Backupで復元を試みると不具合が起きたりといった具合にタイミングがバラバラでした。
Z3Cに発生していた不具合
いくつかの不具合と思われる症状が発生していて、
- Battery Mixでプロセス一覧を開くと「Androidシステム」が常に40%以上リソースを食っていた
- 端末がかなりの熱を持っていた(小規模な通信でもアッチッチ)
- いくつかのアプリ(プリインを含まず)が強制終了を繰り返し、使えなくなった
- いくつかのXposedモジュールを入れると更に動作が遅くなった
- 共有やホーム・ブラウザアプリなどを開く時に出る「選択肢」の出現にかなりのタイムラグが発生していた
- (再生アプリを問わず)音楽をバックグラウンドで再生できなくなった(再起動で一時的に回避)
6番目に気付いた時点で限界を悟りました。
現在のパフォーマンス
こんなんなってます。
この時と比べてみると一目瞭然。
共有や各種選択肢も1秒以内に出現します。
今回試した初期化方法
端末を使った初期化を今回は行いました。
「設定」→「バックアップとリセット」→「データの初期化」です。
バックアップ前の注意点
内部ストレージのデータを消す消さないは選べますが、どちらにしろインストールした全てのアプリが一旦失われることになります。
ゲームやLINE、Tasker、2段階認証等、バックアップが必要なものは予めデータを残しておかないと大変なことになります。
また状態を復元する際にTitanium Backupなどを使わないなら、インストールしたアプリリストも残しておいたほうが良いでしょう。
普段から定期的にバックアップを取っておくとこういう所で生きてきます。
rootは維持されます
この方法はAndroid端末の /data 以下をフォーマットするものです。
他の階層、例として /system に入っているsuバイナリなどは失われません。
root化したまま初期化する際は、復帰後にSuperSUのインストール、XZDualRecoveryのFlashをお忘れなく。
必要なら初期化後にXposed Frameworkをインストールすることも忘れずに。前に書いた時より新しくなっています。
もう1つ補足として、Tomの端末は初期化前に様々な不具合を併発していた影響からか、初期化後にTitanium Backupをインストールできませんでした(504エラー)。
このためやむなく内部ストレージ内データの削除も行っています。
というわけで、せっかくドコモ版SO-02GのLollipop配信が再開したところですし、rootとLollipopを両立化させる作業後に動作がおかしくなった場合は試してみてはいかがでしょうか。
※ただし、再開後のビルド番号は「23.1.B.1.197」、Tomの端末は中断前にアプデしているため「23.1.B.1.160」です。「23.1.B.1.197」でも同じ方法でrootを維持できるのかは確認していません。
そんな感じ。