Avast!プレミアでTCP/UDPポートを開放してiPhoneの「ホームシェアリング」を使う方法

パソコンのiTunesをiPhoneからリモート操作できる「ホームシェアリング」があると、PC前にいなくても曲の再生等ができて便利です。

いわゆるストリーミング再生というやつ。これを設定していて躓いた部分をご紹介します。

セキュリティソフト「Avast!プレミア」を使用している場合ポート開放設定が必要です

アバストプレミア

Windows用セキュリティソリューション「Avast!(アバスト)」の有料版です。これを使用している場合、Avast!のファイアウォールルールによって通信が制限されています。

windows defender firewall

「コントロールパネル」から「Windows Defender ファイアウォール」を選択するとこのような表示になっています。(Windows7くらいまでは「Windows ファイアウォール」という名前だったかも)

対処法は以下より。なお、今回はWindows 10を使用しています。

Avast! Premierのポート開放設定方法

Avast Premierの設定の開き方

まず最初にタスクトレイからアバストプレミアを起動します。右上の「メニュー」から「設定」を選びます。

Avast!Premier 設定→コンポーネント→ファイアウォール→カスタマイズ

設定ウィンドウが開いたら、左の一覧から「コンポーネント」を選択。

するとAvast!が管理するセキュリティコンポーネントの一覧が表示されるので、少し下にスクロールして「ファイアウォール」を見つけます。

見つけたら「カスタマイズ」をクリックします。

開放するポート番号を確認

Appleのサポートによると、ホームシェアリングを使用するためにはPC側にてTCPポート3689およびUDPポート5342を開放する必要があります。(下記トラブルシューティングの6番)

参考 iTunes ライブラリのホームシェアリングに問題がある場合Apple Inc.

Avast! Premierでポートを開放

Avast! Premierのパケットルール

ファイアウォールポリシーウィンドウ右下の「パケットルール」をクリックします。

Avast! Premier パケットルール設定

プリセットされたルール一覧が表示されるため、一番下までスクロールして新しいルールを追加します。

TCPポート3689用とUDPポート5342用の2つ追加する必要があります。

  • 「名前」は任意ですが日本語は使えません。覚えやすく、後々見た時にわかりやすいものにすると良いかと思います。
  • 「プロトコル」からTCPまたはUDPを選択します。
  • 「ローカルポート」に開放するポート番号を入力します。1つ右隣の「リモートポート」は空欄のままです。

上のキャプチャでは「名前」欄に「ルール名(自由に決められます)」と書いています。マネすると意味不明になると思うので、任意の名前をつけてくださいw

TCP側が3689、UDP側が5342ですので間違えないようにネ。

念の為以下の項目も気になるなら確認を。

  • 「処理」はデフォルトで「許可」になっているはずです。
  • 「プロファイル」はデフォルトで「すべて」になっているはずです。

こちらの環境ではプロファイルを「プライベート」にすると接続できませんでしたので、「公開」または「すべて」である必要がありそうです。

Avast! Premier 作成したパケットルールの優先度設定

最後に、作成した2つのルールをリストの一番上まで移動させます。ルールを選択した状態で「上へ」を押せば移動してくれます。

こちらの環境ではこうしないと接続できませんでした。おそらくですが優先度(ルールを適用する順番)の関係かな?

ここまですべて完了したら緑の「OK」を押してAvast!の画面を全部閉じます。

iTunesでホームシェアリングをオンにする

iTunesでホームシェアリングをオンにする方法

パソコンのiTunesを起動して、左上の「ファイル」から「ホームシェアリング」を選択してオンにします。(オフにする時も同じ操作です)

ホームシェアリングをオンにする時はApple IDでログインする必要があります。必ず、iPhoneで使用しているのと同じApple IDでログインしてください。

iPhoneのホームシェアリングアカウント確認方法

iPhoneでホームシェアリングに使用しているApple IDは「設定」→「ミュージック」から確認できます。

iPhoneの「ミュージック」アプリでホームシェアリングを使う

iPhoneXのミュージックアプリでホームシェアリングを使う

ホームシェアリングにうまく接続すると、ミュージックアプリを開いた時に「ホームシェアリング」項目が出現します。

iPhoneでiTunesのライブラリに接続

自分のライブラリが表示されたらタップします。接続がうまくいくと読み込みがはじまります。

以上でホームシェアリングの設定は完了、iTunesをiPhoneからリモート操作で楽しめるようになります。

なお、ミュージックアプリを使ったホームシェアリングでは、iTunes内の曲などをiPhone側で再生できます。

これとは逆に、iPhoneの操作でiTunes側(PC)で再生を行わせるアプリもあります。

iTunes RemoteでパソコンのiTunesを遠隔操作

iTunes Remoteアプリ

AppStoreで配信されているApple公式アプリ「iTune Remote」を使います。

iTunes Remoteでホームシェアリングを有効化する

iTunes Remoteを起動したら右上の「設定」に入り、ホームシェアリングを有効化します。

「完了」を押して戻るとライブラリが出現しているはずなので、タップします。

うまく接続するとiTunesのプレイリスト一覧が表示されるので、好きな曲を選びます。するとパソコン(iTunes)側から音が出ます。寝る時とかに便利です。

そんな感じでちょっと大変ですが、一度やっちゃえばPCをスマホから操作できるようになるので便利ですヨ。

注意
ホームシェアリングを使う時は、iPhoneとPCが同じLAN上に存在する必要があります。4G等を使って外出先から遠隔操作することはできません。

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