最初はダンボールで十分なんていうと失礼かもしれませんが、有料のVR動画コンテンツとかを買うつもりは今のところないしまずはお試ししたいし、リーズナブルなものを探してみました。
ヤマダ電機でGearVR触ってがっかりしたしね…。
目次
Google Cardboardインプレッション
Amazonで900円(購入時点)でした。オクトバ時代にプリントして作ったこともあるんだけど、さすがに素人がカッター握るとまともなものが出来なくて挫折したし、ここはダンボールでも買っていいんじゃないかなと。
折り線に添って溝が入っていたり、留め具っぽい部分がちゃんとくり抜かれていたり、接着用マジックテープとレンズも最初から装着されていたりと、いろいろ便利です。
要注意!レンズには絶対に触らないこと(布もダメ)
組み立ての時うっかり左側触っちゃって、すぐにメガネ拭きで拭いたんですがダンボールの切り口から繊維が取れるみたいで、拭いても拭いても糸くずがついちゃいます(´・ω・`)
キレーな状態でないと覗き込んだ時に画像がボケたり歪んだりしてしまうので、ちょっと困ってます。
Androidは5インチ以下を推奨。無料VRコンテンツを楽しもう
5.2インチのXperia Z4を装着するとこんな感じになります。
ちょっと左右(上下?)がはみ出ちゃってますがスクリーンまではみ出ることはないと思うので、このサイズでギリギリという感じ。
5.0インチのXperia X Performanceだとほぼピッタリです。
結構分厚い端末ですがCardboardには入りましたので、ほとんどのスマホで利用できると思います。
なお背面の窓部分にカメラレンズが来ないため、XperiaとCardboardの相性はちょっと微妙w
内側にNFCタグがあって、端末をセットするとアプリを自動起動とかできるっぽい?んですが、Xperiaはこの位置にNFCチップが来ないのでここも微妙w
セットしちゃうと操作できないので、コンテンツを再生してから素早くセットする、あるいはBluetoothマウスをペアリングするといいでしょうかネ。
Playストアで見つけた無料VRコンテンツ
まずはもちろん公式アプリ。デモ動画とかも見れたと思います。
自分でVRコンテンツを作っちゃえるカメラアプリも配信されています。Cardboardにセットして使うんじゃなくて、まず先にスマホとこのアプリでパノラマ写真(音入り)を撮ってからCardboardで見る感じです。
ちょっと期待してるのがこちら。Cardboard対応のVRレンダリングアプリのようです。
このように、端末に入っている普通の動画ファイルをVRゴーグル形式に変換して再生してくれるアプリです。
VRコンテンツ最大の"弱点"は寝ながら見れないこと(笑)
というより、ゆっくりと寛ぎながら見るものじゃないです。
具体的にいうと、VRコンテンツは各所でアピールされているように「360度」ビューが用意されていることが魅力。
ゴーグルを装着して上下左右に首を振るとそちらの景色が見れることがウリのようですが…、
このせいでコンテンツを視聴する際は常に"正面"を基準として身構えておく必要があります。寝転がって再生すると、ただ単に天を仰ぐだけのつまらない動画になりますw
これを再生してみたんですが、まー首振るのが面倒なこと。普通に大画面TVで再生したほうがリラックスできます。
あくまでもTomの主観ですが、僕にはVRコンテンツは合わないかもしれません…。
これ以外のアプローチ方法がないのなら、VRコンテンツにこれ以上の伸びしろはなさそう。となるとやっぱAR待ちか。でもARもなぁ…ただ単に写真やビデオカメラにスタンプ押しただけのオモチャみたいなコンテンツばっかだし…(ARエフェクトとか)。
余談ながらVR、ヴァーチャル・リアリティとは「仮想現実」のこと。
そしてAR、オーグメンテッド・リアリティとは「拡張現実」のこと。
両者の違いとしては、VRとはゴーグルに代表されるように視界を遮り(=現実のビューを遮断し)、美しい映像などの仮想世界を構築すること。
ARとは実際にカメラレンズや肉眼が写している現実の映像に仮想的な要素を追加することを指します。
リアルにVRを重ねたものとも表せるため、ARはVRの更に次世代の技術と僕は認識しています。簡単なところではかつてのGoogle GlassとAndroid Wareを合わせてIngressのように現実世界を舞台としたサバゲーを作る計画とかもあったはず。レーザービームを飛ばして敵チームを倒す感じですごくわくわくした覚えがあります。
というわけで、今はもっぱらVR Cinema for Cardboardアプリで手持ちの動画を再生することに使用しています。
そんな感じ。