【所感】Tomが考える”歩きスマホ”のマナーとは

https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2013/12/03_00.html

MMD研究所が2014年に発表した統計によると、98.6%の人が「歩きスマホは危険」と考えているそうです。
しかし、そうは思いつつも「歩きスマホをした経験がある」と答えた人も73.1%存在するそうです。

個人的に”全面禁止”には反対です

たとえばauは歩きスマホを検知すると警告画面を挿入するアプリを提供しています。
動画は以下より。

動画を見る限りでは、歩きスマホが検知されると警告画面をオーバーレイで出すだけで、直前の画面やタスクは失われないようです。
なので警告が出たら立ち止まって復帰を待ち、その後で操作を再開できるとのことです。

ドコモも同じようなアプリを提供しています。

ソフトバンクも同じようなアプリを提供しています。

歩きスマホ(もうちょっと最近では”ながらスマホ”とも)については数年前から社会問題化しているようで、テレビでも頻繁に取り上げられていた時期もありました。

しかし個人的には「歩きスマホは危ないから絶対にやってはいけない!」というのには無理があると思っています。

移動しながら使えるから「携帯」電話っていうんです

ドコモ、au、ソフトバンクなど、キャリアのことを日本語では移動体通信事業者といいます。これを英語にして頭文字を取ったのがMNOです。MVNOとは仮想移動体通信事業者のことです。

というかそもそも、携帯のTVCMでカッコいい俳優が扮するビジネスマンや女優が電話しながらさっそうと歩く姿を見たことってありません?

こう言うとこじつけっぽくなっちゃうかもしれませんのでもう1つ根拠をつけます。

そもそもスマートフォンには移動しながら使うことを前提とした機能がある

たとえば「Googleマップ」を筆頭とした地図アプリ。
最近ではかなり性能が上がっており、数メートル程度の誤差しかないGPS位置情報が正確な現在地を反映してくれますし、目的地までの道順として正しい部分に色も塗ってくれるため、道に迷うことがほとんどありません。

また今後はBluetoothビーコンを利用して屋内でも正確な位置情報を検知できるサービスが普及する見込みで、特にはじめて訪れた場所で目的のお店や駅構内の目的のホームなどの場所がわかりやすくなるため(海外を含む)観光客向けのナビゲーションサービスとして利用が期待されています。
既にAppleのiBeaconが実用化されていたと思います。

こうした経緯から、スマートフォンを手に持って歩く機会というのはなくならないどころか今後増えることも十分考えられると思っています。

だからこそ、ひとくくりに「危ないからやめろ!」と騒いだところでたいした意味はなく、また何の解決にもならないので、危険を回避する方法を考えたほうが有意義だと思うわけです。

僕はこう考える。歩きスマホのマナーとは

  1. 歩いている時は操作しない
  2. 操作する時は立ち止まる
  3. 立ち止まる時はできるだけ壁際に寄る
  4. 5秒に1回は顔を上げて正面を確認する

思いつくのだとこんな感じです。

まず、歩きながら使う時は「閲覧」に限定すること。地図やブラウザで開いたチラシ、クーポンの類ならこれで十分なはずです。

また、「操作」するには集中力が必要ですのでスマホの画面に視線が寄ってしまい、周囲への注意が疎かになります。これが「危ない」と叫ばれている一番の原因ですので、操作したい時は他の通行者の邪魔にならない隅っこに移動して立ち止まり、サクッと操作してから歩き始めるようにしましょう。

LINEの返信とかすぐに終わるものだとついつい歩きながらやっちゃいますが、もしどうしても操作したいなら5秒に1回は顔を上げるべきです。
自分でも結構やっちゃうんですけど、対面から歩いてきた人が歩きスマホの人と接近するとものすごく顔をしかめながら避けてくれることがあります。壁や電柱にぶつからないため、というよりも、周囲に迷惑をかけていないか確認するため、ぜひこまめに「前」だけは確認してくださいw

また、スマホを見ながらだと歩行速度が落ちます。狭い道、混んでいる時などは、急いでいる人の前を塞いでいないかもよく確認してください。ペチャクチャしゃべりながら道いっぱいに広がってダラダラあるく人と同じくらい迷惑です。

注意:こういう場所では使ってはいけない

下記に紹介する場所は「閲覧」だけでも危険なので、極力ポケットに入れておくことをおすすめします。

  • 階段やエスカレーターなど段差のある場所
  • 改札や建物などの入り口(周囲と比べて極端に狭くなる場所)
  • 駅のホーム、黄色い線のそばを歩く時
  • 横断歩道や踏切、自転車専用レーンの隣を歩く時
  • 病院内など電波を飛ばす機器の使用が禁止されている場所
  • 大混雑している場所
  • 種類を問わず、あらゆる乗り物の運転中

階段や駅のホームだと、転んで痛い思いをするのはあなたです。さらに混雑していると他人を巻き込む危険があります。もしも転倒した先に足腰の弱ったおばあちゃんがいた場合、骨折など重篤な症状になり、事故が事件になる可能性すらあります。

ドコモが作ったこの動画も結構話題を集めましたよね。

同じようなケースで、田舎のあぜ道とかも危険かもしれません。転んだ先の田んぼに水が張ってあったらiPhoneはオシャカでしょうし、お気に入りの服も台無しになります。また転んだせいで作物を潰してしまったら当然怒られます(たいていの場合、大きな農場ほど作物は売り物ですからね)。

それだけでなく、混雑している場所や駅のホームの場合、もしもスマホを落としてしまった時に回収できなくなる危険性もあります。大勢の人に踏まれてバキバキのグシャグシャになっちゃったり、電車が通って真っ二つになっちゃったら困りますよね。
似たようなケースとして、コンタクトを落として困っている人の姿を想像してみてください。

もしも落としたスマホの回収のために電車を止めた場合、数千万単位の損害が発生することもあります。1本遅れただけで影響が出る人が数万人いる線もありますからね。

エスカレーターで使用する場合は必ず片側に寄り(方向は地域差があるようです)、スマホを持っていないほうの手は荷物か手すりを掴むようにしてください。降りる時も要注意です。
エスカレーターで歩く行為についてはここでは言及しません。

あえてもう1つ追加するならガードレールがない歩道なども危険かと思います。車道との間に段差があるので”はみ出す”だけに留まらず転んで轢かれる可能性もあります。

簡単にできる移動中の対策

特に仕事中の場合、移動中に上司や取引先から電話がかかってくることがあるかと思います。
そうした時、電車内だろうが構わず出るケースがほとんどかと思いますが、多くは一旦出たあとで「すみません今電車なので…」などと伝えて切ることになります。

これって無駄だと思いませんか?電話できないことを電話で伝えるなんてw

そんな時に使える対策方法を2つ紹介します。

1つ目はドコモの「公共モード」。

Xperiaの場合、 設定 → 通話設定 → ネットワークサービス の中にあります。

「公共モード」をONにしていると、スマホの電源を切っている、あるいは圏外にいる、または機内モードにしている時などに着信があった場合、発信者側に「現在通話に出れません」というアナウンスを流してくれます。

こうしておけば映画館や病院、飛行機でも安心して機内モードにできると思います。

「公共モード」の詳細は下記より確認できます。

※なお「ネットワークサービス」の中にある各種設定は、通話中に変更することができません(「操作できませんでした。」というポップアップが出ます)ので、留守番電話や番号通知設定なども含めてネットワークサービスをいじりたい時は通話を終了させてからにしてください。

2つ目に、機種によっては着信があった時、着信画面に「拒否してSMSを送信」する機能がついているものもあります。
この場合、電話には出ないけどその理由をSMSで相手に送ることができます。この機能がある場合、相手に送るメッセージ内容を編集する機能もあるので覚えておくと良いでしょう。

あ、あと、大前提としてどんな場合だろうと混雑してる場所ではマナーモードにするのが基本です。歩きスマホ以前に音を出さない、漏らさないようご注意ください。ついこの前電車の中で最大音量でアラームが鳴ってしまった悲しい経験を持つ男からの忠告です(涙)

場合によっては歩きスマホが副次的な利益をもたらすことも?

これもこじつけかもしれませんが、例えば夜に街灯のない場所を歩いていて、無灯火の自転車とぶつかりそうになった経験はありませんか?
そんな時、こちら(歩行者)がスマホを見ていたらその明かりで相手(自転車)が避けてくれることがあります。

Tomは実家の近くで、帰宅中と思われる学生がスマホのライト(カメラのフラッシュ)を懐中電灯がわりにしているのを見たことがあります。こういうのはむしろ有効活用といえると思いますね。

ルールとは「守らないと罰則がある」ものを指しますが、マナーとは「守らないと周りに迷惑をかける可能性が高い」ものを指します。
どちらも大切ですので、特に大勢の人が居住する都会などにお住まいの場合は気を配る機会が多いと思います。

そんな感じ。

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