photo by Ⓒ Sony Xperia Z3 Compact smartphone|Maurizio Pesce|2014 |
もっと自由に。もっとスマートに。
日々そんなことを考えているTomです。こんばんわ。
今回ご紹介するものは完成度が未知数です。明日から時間をかけて精度を高められたらいいなと思ってます。明日から本気出す。
目次
シャッターボタンで不満を解決(できるといいな…)
Bluetooth シャッターボタン |
購入したのはこちら。
Bluetoothでペアリングするシャッターボタンです。
これだけ聞くとでっかい疑問符が浮かぶと思います。だってXperiaでしょ?Z3 Compactでしょ??
本体にシャッターボタンついてるでしょ!?
Z3Cのシャッターボタン |
その通り。Tomの愛用するSO-02Gにはシャッターボタンがついています。もちろん壊れてもいませんヨ。
あと、ついでながらスマホを三脚に固定して風景を撮するようなことはしません。
※一応ちゃっちい三脚は持ってるしそういう使い方に憧れてもいるけど、やる時はDSC-QX10を使うと思います。
じゃどこで使うのか?
そこがこの製品を選んだポイントになります。そうつまり、
全く使わないからこそ、このガジェットは意味がある
ということです。何言ってんだコイツ。
内容物 |
とりあえず使い方に関する話は置いといて、中身を先に紹介します。
うっかり落っことしたことに気づかなくて写ってないけど、特殊な形状をしたストラップ紐もついてます。
黒いプラスチックのでっかい指輪みたいなのは、専用のボタンホルダーです。これにボタンをはめ込んで車のハンドルなどに取り付け、ペアリングしたスマホをドライブレコーダーにする仕組みです。
赤いシールはダッシュボードの上などに直接ボタンを貼り付けるための両面テープです。
ということでこの製品は基本的に車載グッズという位置づけにあるようですが、Tomはこれをポケットに入れて使います。
面倒なスマホのロックをスルーしたい
ここでいきなり話が飛んだように感じるかもしれませんがちゃんと繋がっています。
ロック画面 |
スマホに保存された個人情報(プライバシー)や機密情報を守るため、セキュリティには気を配りたいものです。
利便性を犠牲にすることも多いためなやみどころですが、どうしても譲れない一線としてロック画面があがります。
目には見えなくとも「ロック中」はADBやNFCを禁止できたりと、ロック画面の持つセキュリティ効果は結構幅広く存在します。
設定によってはロック解除するまで通知を見せないなんてこともできますよね。また、Android 5.0 Lollipopから標準で端末が暗号化されたので、ロック画面の意味とセキュリティ効果は更に高まっているはずです。
でもこれ、毎回解除するのが面倒なんですよね…。
バッテリーを気にするからこまめに画面は消したいけど、そうすると点ける時が面倒。ということです。
そこで活躍するのが、同じくLollipopで追加された(んだよね?)機能の1つ、
SmartLockを活用してみる
スマートロック |
そろそろ話の全体像が見えてきた方もいるんじゃないでしょうか。
Xperiaですと「設定」→「セキュリティ」に「SmartLock」項目があると思います。
これを使います。
端末とペアリング |
まずはシャッターボタンとXperiaをBluetoothでペアリングします。
ちょっとわかりにくかったんですが、シャッターボタンの背面にある小さなボタン(携帯ゲーム機のリセットボタンみたいなやつ)を長押しすると青いランプが点ってペアリングモードになります。
ペアリングすると通知が出ます |
うまくいくと「SmartLock」の通知が出ます。ついでにXperiaなら「スマートコネクト」も反応します。
信頼できる端末として登録 |
続いてシャッターボタンを「信頼できる端末」として登録します。
ここまでが完了したら準備okです。
ペアリング中はロックがかからないはず |
これで今後、このシャッターボタンとペアリングしている間はずっとロック画面が出なくなるはずです。
なんでこんな面倒なことをするのか?
それは以前も書きましたが、現在TomはXperia Z3 Compactで音楽を聴いていないからです。
音楽はバッテリーやメモリの関係からサブ端末のXperia Zで聴いています。となると当然、BluetoothイヤホンMDR-NWBT20NのペアリングもXperia Zとすることになります。
【コラム】予備機としてのAndroid ~ 機種変で余ったXperiaの使い道 ~|トムとロイド
そしてSmartLockの仕組み上、端末とボタンがBluetooth通信不可能な距離まで離れるとペアリングが解除され、端末にロックがかかるようになるはずです。
つまり今後はこのボタンをポケットに入れておくだけで、端末を自分で操作している時はロックがかからず、万が一どこかに置き忘れた場合は即座にロックがかかる仕組みができあがるはずです。
唯一の難点は、このボタンの動力源がボタン電池だということ。充電式ではないので定期的に交換が必要になります。
ただし一応商品ページでは2ヶ月もつと書かれています。省電力なBluetooth 3.0に対応しており、また原理的にはTVのリモコンと一緒でボタンを押した時に微弱な信号を発するだけのはずなので待機電力はほとんど発生しないと思います。
あと一応、NFCもついてないのでペアリングがちょっと面倒かもしれません。
本当にシャッターボタンとしての出番はないのでちょっともったいない気もしますが、この仕組を活かしてぜひ今年は小型のBluetoothビーコンを発売してほしいと思っています。
既に似た製品がある、それをご存知の方がいましたらごめんなさい。
Satechi(サテチ) Bluetooth ボタンシリーズ
Satechi(サテチ) Bluetooth ボタンシリーズ |
今回購入したのはシャッターボタンですが、この他に「ホームボタン」と「メディアコントロールボタン」のバリエーションも販売されています。
メディアコントロールボタンはシャッターにもなるっぽい?ので結構重宝しそうですね。ちなみにサンワダイレクトからも似た製品が出ています。ステアリングリモコンっていうんですね。
ホームボタンは主にiPhoneとの親和性が高いようで、スマホをカーナビなどにしている場合にサッとSiriを呼び出せるのが魅力となるようです。
Google音声検索も呼び出せるようなのでAndroidでも使えますね。
ちなみに今回購入したシャッターボタンは、機種による差分もあるかもしれませんがXperiaでは「ボリュームダウン」と認識されます。
カメラを使いたい場合は、起動してからメニューを開いてボリュームボタンの設定を「ズーム」から「シャッター」に変更する必要があります。
サテチの場合、側面は薄くラインが入っているためマットな感じですが表面の枠部分に光沢があり、また金属というよりはメッキっぽい感じで非常に軽量で見た目もなかなかです。
また上部側面にストラップホールもついているので、Tomみたいな使い方をしない場合は本体につけてもいいのかも。
お求めは下記より。
そんな感じ。
[…] ちょっと面倒なのでSmart Lock等を活用することをおすすめします。 […]