昨日書こうと思ってて忘れてた。
Androidに仮想プライベートネットワークを追加し、全てのHTTPトラフィックに対しOperaの専用サーバーを経由させ、その際にトラフィックを圧縮することでデータ通信容量を削減できるVPNアプリ「Opera Max」がアップデートされ、HTTPSトラフィックがサポートされました。
これまでは暗号化通信であるHTTPSはプライバシーなどの観点から完全にノータッチとなっており、昨今増えつつあるHTTPSを用いたウェブサービスの通信を圧縮できずにいました。
今回の最新バージョンからHTTPSストリームがサポートされ、YouTubeや(日本上陸を間近に控えた)Netflixなどの動画コンテンツ利用時にかかるトラフィックの圧縮に対応しました。
この仕組みに関して詳しくは下記に掲載されています。
圧縮をONにした場合、データ量制限のあるプランでは最大で約2倍の量の動画が閲覧できるとされています(=圧縮率50%)。
圧縮したくない通信がある場合(例外設定)
最近多いに騒がれたいわゆる「通信の最適化」問題と同じ現象が発生する場合がOpera Maxにはあります。
こちらはキャリアによる強制ではなくユーザーが自分の手で圧縮しているため、見落としがちだと思います。
このような理由からOpera Maxを有効化していると起動できないアプリがある場合などは次の操作を行います。
Opera Maxを開いて対象のアプリを見つけ出し、タップします。
右上のメニューボタンから「節約量」という部分のチェックを外します。
こうするとそのアプリがOpera Maxの例外に登録され、そのアプリを使った通信が圧縮されなくなります。
そんな感じ。