「通信の最適化」が適用されているかどうかを確認できるサイトが登場したと聞いたので試してみました。
有志による「通信の最適化」確認サイトが登場。 – すまほん!!
これまた至極当たり前ですが、PCで試すと最適化されていません。
「Opera Max」使用者は切ってから試さないと確認できません
画像クリックで拡大できます。
「Opera Max」をONにしているとデータ圧縮によって7%ほど容量が小さくなり、EXIFが削除された模様です。
※Wi-Fi圧縮をON、Wi-Fi通信をON、3G/LTEはOFF、Chromeブラウザにてデフォルト(HPPT 295KB)のテストを実施しました。
Opera Maxの例外
Opera Maxが圧縮できないのはこれらのデータ通信に限られます。
- 暗号化されたデータ … HTTPS(SSL/TLS)などを用いた通信
- アプリのアップデートやファイル受信 … 圧縮されたら壊れるw
- 低画質の動画および画像 … 圧縮の目的が「パケット料金の節約」のため、影響の少ないものは省く模様
- 事前に圧縮されたデータ … ZIPとかかな?再圧縮すると困るだろうし
- Opera Maxまたはデータ圧縮が無効の時に使用されたデータ … つまり圧縮をOFFにすれば圧縮されない
- Opera Maxの
暗号化されたデータに干渉が可能になってしまうと、銀行やログインページで送信する「アカウント情報」「パスワード」「クレジットカード番号」などがOpera側に筒抜けとなってしまう構図となるため、ここはノータッチのはずです。
また、どこに該当するかはわかりませんが、Opera Maxは「品質が落ちるから」という理由で音楽ストリーミング時も極力データ圧縮を行わないとしていたはずです。
定義がわかりませんがMP3等で配信されたデータは(可逆)圧縮済みとでも捉えるんでしょうかね?ただし画像と動画に関しては画質の高いものは圧縮されるようです。
今回は「Opera Max」でしたが、同じようにトラフィックに干渉するアプリ(VPN/プロキシ等)を使っている場合はモノによっては影響があるかもしれませんので、「最適化」確認時は切っておくと良いかもしれません。
追記:除外設定で特定のアプリのみ圧縮を無効化もできます
「Opera Maxでパケット料金を節約したいけど、このアプリだけは最適化なしで使いたい」という場合は除外設定を使います。
制限したくないアプリを見つけてタップ、その後右上のメニューを開いて「節約」のチェックを外すだけです。
圧縮すると正常に動かなくなるアプリなどがある場合はこの方法をお試しください。
ところでこれ日本語訳逆じゃないでしょうか?
チェックが入っていると「制限なし」、チェックを外して「データ圧縮が無効になりました」というトーストが出ると「制限中」と表示されます。
他の2つに合わせたのだと思いますが、"この項目を"制限してるかどうかって意味かな?ちょっとわかりにくいような…。
そんな感じ。
[…] […]