iPhoneの症状についてはこちらをご覧ください。
Android端末使って通話した後、画面が真っ暗で電話を切れない。
毎回電源ボタン押すのもめんどくさい。
そんな経験ありませんか?
前回のTips同様体験談を元に考えてみました。
前回の。よかったらドーゾ↓
【Tips】「タッチパネルの反応が悪い」「突然反応がなくなった」原因はこれかも
近接センサーの誤作動の可能性大
スマホの表面には近接センサーがついています |
Androidに限らずスマートフォンはフロントのほとんどをタッチパネルが覆っています。
普通に考えて、通話する時耳や頬に当てると「タッチ」が検知されちゃうはずです。
会話中にピッって音が鳴ったり、急に電話が切れちゃったり、あるいは録音やインカメラが起動しちゃうと困りますよね。
そんなことの無いように、通話可能なスマートフォンには「近接センサー」が搭載されています。
AQUOS Crystalなど特殊な端末を除き、ほとんどの端末の上部(液晶の上)にあるはずです。
Nexus 5とかフロントが黒い端末の場合見つけにくいかもですが、「インカメラ」のレンズと「LED」通知ランプ以外に何かしらレンズみたいなものを見つけることができれば、それが近接センサーである可能性大です。
このセンサーはその名の通り、「物体が近くにある」ことを検知するセンサーです。
通話の時に顔を近づけるとこの近接センサーが即座に反応して自動的に画面を消灯してくれるので、通話中にタッチパネルが誤作動することはありません。
近接センサーの探し方
151など無料の番号、もしくは自宅など迷惑のかからない番号に電話発信し、あやしいと思う部分を指で覆ってみてください。
画面が消灯し、指を離すと自動で点灯する場合、そこが近接センサーです。
本来であれば「通話が終了して端末が顔から離れると、それを検知して画面を点灯する」までが近接センサーの役割です。
この部分にイレギュラーが発生して画面が点灯しなくなることがあります。
かといってバグでも何でもなく、物理的な原因です。
原因TOP3 - 皮脂・ごみ・保護フィルム
端末のチューニングにもよりますが、今まで使用してきた体感としてはXperiaの近接センサーは結構敏感にできていると思います。
たとえば通話時に耳にあてた時、頬の脂やファンデーションが近接センサー部分についてしまうとそれが検知される可能性があります。
それだけでなく、保護フィルムが近接センサーに被っている場合も高確率で検知されます。
一見透明に見えますが近接センサーにフィルムを重ねることは推奨されません。
市販の保護フィルムで一度やったことがありますが、汚れとかついてなくても検知された経験が僕にはあります。
そうして思い返してみると、過去のXperiaに貼られていた飛散防止フィルムは透明度がよほど高かったのか、あるいは飛散防止フィルムを想定して近接センサーを特別にチューニングしてあった可能性もあるのでしょうか。
ちなみに飛散防止フィルムなど近接センサーを覆うタイプのフィルムの場合、近接センサーの真上に傷が入るとアウトです。
【Zレポート】飛散防止フィルムを剥がしました
ともあれ市販の保護フィルムにはインカメラだけでなく近接センサー部分にも穴があいている製品がほとんどです。
「Xperia ○○専用」とかいう名前で売られているものが多いのもこれが理由で、たとえ液晶のサイズや縦横比が同じでも端末によってセンサーやカメラレンズの位置が異なる場合カバーしきれないんです。
保護フィルムを貼る時は「異物の混入を避ける」ことと同時に「穴の位置を合わせる」ことにも気を配る必要があります。
電源ボタンを押すと終話できる設定もあります
電源ボタンを押して電話を切ることもできます |
「設定」→「ユーザー補助」の中にあります。
これにチェックを入れておくと、通話中に電源ボタンを押すと通話を切ることができます。
電話がお手軽になる反面、今回のような症状が出て画面が点灯できない場合は通話中に画面を点灯させることが困難となる可能性がありますので扱いは慎重に。
ドコモの通話設定 |
もひとつオマケとして、Z3 Compact SO-02Gの「通話設定」にはこんな項目もあります。
電話帳登録を省けて便利ですネ。
そんな感じ。