ドコモメールがIMAPに対応して以降真っ先に同期させたメールアプリ「CloudMagic」に、少し前から追加されていたサブスクリプション(継続課金)機能があります。
CloudMagicはメールサーバーに力を入れていることが特徴で、早い話が性能の良いサーバーを使ってメールの振り分けや検索(インデックス)を高速化し、それが使い勝手に反映されて人気を獲得していました。
その反面相当のコストが必要だとみえて、通常版ではメールアカウントを最大5個までしか同期させることができない等の縛りが設けられています。
単品ではなく継続課金の有料版プランを提供、そのかわり登録できるアカウントを無制限にしたり、優先的にサポートを受けられる権利を含めるなどの取り組みを行ってきましたが、思うように良さが伝わらなかったようで、課金したユーザーはほとんどいなかったみたいです。
その失敗を悟ったCloudMagicは、サブスクリプションを撤回するメールを配りはじめました。
現在、CloudMagicは無料で全ての機能を使えるようになっています。
アプリにログインすることで複数のデバイス間でデータを同期する機能も使うことができました。
いずれ違う形でコストを回収する手段が模索されると思いますが、有料版のアンロックキーを販売したり、法人向けの大量アカウント包括プラン等を設けたりと、できることはありそうです。
特徴的な「カード(メール本文を別のアプリに共有できる)」をもっと増やすとか。特に翻訳サービスと連携してほしいんですよねぇ。
最近少しOutlookに浮気したりもしましたが結局戻ってきましたし、CloudMagicから乗り換えるに値するメーラーにはまだ出会っていません。Gmailはもう一歩、inboxは使い勝手が違いすぎてイマイチ。
なんとかがんばってもらいたいですねぇ。
そんな感じ。
[…] CloudMagicみたいにならなきゃいいけど。 […]