ぎゃんわいかった─────(*´Д`)!!
新宿・四ツ谷のとあるカフェで開催された譲渡会に行ってきました!
参加者5~6名ほどだったため非常に落ち着いた雰囲気で、参加者同士でかわいい、かわいい言い合いながら保護猫とスキンシップができましたのでその様子お伝えしつつ、こうした取り組みが少しでも広まればと思うため体験記を残しておきます。
参加保護猫は14匹で、9割が生後2ヶ月~1年以内の子猫。最初こそシェルターから連れ出されて警戒していましたが、それでも人馴れしているため(シャー!はするけど)噛みつき、引っかきは一切ありませんでした。
ちょっと意外だったのは男性の単身での参加があったこと。それも2名も。もちろん女性も単身での参加者がいましたし、息子さんとおぼしき方に車椅子を押してもらっているおばあちゃんもいました。
目次
譲渡会の開催情報を網羅したウェブサイトをブックマーク!
譲渡会への参加を考えている方がもしいたら、開催情報を集めた『ペットのおうち』というサイトをブックマークしておくことをおすすめします。
今回は同僚に誘われて2人で参加。けっこういろんなところで開催されているので、行きやすさとかで選べます。
猫だけじゃなくて犬の譲渡会の情報も(混合も)掲載がありますよ。
兄弟、姉妹でケージにIN。モフモフ、フカフカの天使たちに会えた!
きゃんわいい~(๑♡⌓♡๑)
譲渡会なので基本的には保護猫です。元野良の場合、年齢が不正確(推定)の場合もあります。
今回参加した会では、多頭飼育崩壊でシェルターが引き取った子たちが多かった印象です。飼い主が何もしなかったため健康状態が劣悪だったものの、人馴れはしていたためボランティアの人たちが懸命に看病し、手術他医療行為を行って新しい飼い主との出会いを待っている状態でした。
最初こそ慣れない場所で知らない人に囲まれて緊張気味でしたが、途中ですっかり順応したようで(大声出す人もいませんし)、ケージの中で居眠りをはじめる子すらいましたw
子猫たちのプロフィールは壁に張り出されています。年齢、性別、名前、性格、これまでに施した医療行為などをざっと知ることができますが、保護施設の方が来ていたので直接聞くこともできました。
基本的に多くの子が人馴れしており(しかし人見知りはするため距離は置かれる)、撫でても噛み付いたり引っ掻いたりする子はいませんでした。
よく慣れた子は希望すれば抱っこもできたので、お願いして3匹ほど抱っこしちゃった?
フッカフカであったかくてちっちゃくて、なんかもうウワアアアアアアアアア!!!ってくらいかわいいんですよね。遊びたい盛りなもんでよじ登ってくるし、指や顔を近づければフガフガしてくるし、常にジタジタしてるしで……もう夢中で撫でてましたw
猫カフェと違って引き取ることを視野に入れているのでスキンシップが取れるのがいいですね。
兄弟、姉妹で一緒のケージに入っているためそっくりな子も多く、ほとんどが生後半年以内くらい。成猫になってから保護された子もいたんですが、どうしても警戒心が強く、譲渡会に連れてこられない子も多くいるそうです。
そういう子はシェルター(保護施設)で会えるのかな。ぜひシェルターにも来てほしいと、主催者の方に名刺もらってきました。
途中でオモチャが登場し、子猫たちのテンションが一気にヒートアップ。誰も触っていないのにオモチャに向かって飛びかかり、ケージがガシャガシャ揺れるほどの子もいました。
帰り道も一緒に行った人とずっと話していたのですが、最初は大人しいと思っていた子がオモチャを目にした途端元気いっぱいに飛び跳ねるケースもありましたね。
そんなわけで3時間か4時間ほど滞在していましたが、あいにくと今回は引き取ることができませんでした。
子猫の中に1匹、自分が撫でると気持ちよさそうに目を閉じる子がいたんですが、その子が3兄弟でして……引き離すのはかわいそうとのことで、兄弟猫は全部セットで同時に引き取ることが条件になっていました。
いずれ多頭飼いするなら最初から複数同時に飼ってほしい、とのことです。まぁそのほうが喧嘩する心配とかもないし(仲の良い子が同じケージに入っているため)、理にかなってはいるんですけどね…。
いかんせん賃貸なもので、飼うとなった場合1頭あたり一定の保証金を支払わなくちゃならなかったんです。どのくらいの金額かというと、1頭あたり家賃1ヶ月ぶん。さすがに3頭同時は無理でした…。
:゚(。ノω\。)゚・。 ウワァーン
そんなわけでせっかくの機会でしたが保護することができず、せめてもの罪滅ぼしにこの取り組みを少しでも広められればと思っています。拡散希望。
四ツ谷三丁目駅から徒歩5分の珈琲専門店『猫廼舎』が会場でした
こちらが会場でした。入り口の写真は撮り忘れた?
この店から見て、大通りを挟んで反対側に少し入ったところにとても美味しい鯛塩ラーメンのお店もあります。そこでお昼にしましたw
軽くお話を伺ったところ、飲食店に猫を置く許可?がないとのこと。構造的にカウンターの中(厨房)に入れてしまうためですかね。
なので開催日は貸し切りというかたちで、ドリンクは無料で提供されています。アレルギーの人への配慮とか衛生面とかいろいろありますし、しかたないことかと。
そうはいっても猫はすべてケージに入っていますし、抱っこはできますが床を歩かせることは一切しないんですけどネ。(接客スペースにいる分には保健所の指導対象にはならないとのこと)
譲渡会で猫を引き取る際の注意事項
今回の譲渡会に限らず、ネットで告知されている譲渡会にはそれぞれ独自のルールがあります。
主催者によってルールが違うこともあるので、事前確認は必須です。たいてい告知ページに載っていますが、専用のホームページを持っている団体の場合、ホームページに詳しく書いていることが多いので、告知ページにURLを見つけたらぜひ一度チェックしてみてください。
今回の譲渡会では、ケージに入っている兄弟・姉妹(2~3匹)はすべて同時に引き取る必要がありました。
このため残念ながら引き取ることはできなかったのですが、他にも譲渡会ならではのルールをいくつか載せておきます。
- 賃貸住まいの場合、ペットOKの賃貸契約であることを示す必要がある場合があります。契約書のコピーとか。
- 譲渡会と直接関係はありませんが、賃貸の場合、飼う前に一定の保証金等を大家さん(または管理会社)に支払う必要があります。多くは入居時に払っていると思いますがウチは飼う時でいいと言っていただいています。
- 年に決められた回数の予防接種、ノミ取りなどを行う誓約書に同意する必要がある場合があります。
- 基本的に引取時には、それまでかかった医療費(避妊去勢手術、ノミ取り、寄生虫その他)+ボランティア活動維持費をお支払いする必要があります。今回は2万5千円必要でした。
- ただし上記については特に必要がない医療を行い、その金額を上乗せしてくる主催者もいるとのことで注意が必要です。このへんは会場にて猫の情報を確認したり、主催者に詳しく伺うなどして納得できるかを決めることになります。
- 高齢者(今回は55歳以上)の場合、子猫を引き取ることができない場合があります。子猫の定義はさまざまですが大雑把に見れば生後半年~8ヶ月未満くらいだと思います。
- 単身者の場合で日中留守にする時間が8時間よりも長くなる場合、子猫を引き取ることができない場合があります。
- 最低限の環境を先に用意しておく必要がある場合があります。ケージやタワーのことも多いですが、餌と餌箱と水皿、トイレと砂なども条件に含まれることがあります。
- すでに多頭飼いをしている場合、数によっては新しく保護することを拒否される場合があります。
上記はそれぞれ別の譲渡会の情報で、自分が見つけたものを総合しています。全部クリアする必要があるわけではないですができるだけクリアしておいたほうが猫にとっても幸せでしょう。
そんな感じではじめて参加した猫の譲渡会はとても楽しいひとときでした。明らかにサラリーマン風のお兄さんを見た時は思わず握手しそうになりましたね。同士よ!!って感じでw
次こそ引き取れるといいんですが……。