![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/2017-01-30_20h41_47-4.jpg)
音声アシスタントが面白そう程度の軽い気持ちだったんですが、実際使ってみるとびっくり。
ちょっと操作が大変ですが、それを補って余りあるポテンシャルを秘めています。
目次
基本設計はQCY-QY19とよく似てる
Bluetoothイヤホン「QCY QY19」インプレッション
Bluetoothボックスレスイヤホン「QCY QY19」を購入したのでレビューします。
この時にご紹介した格安多機能Bluetoothイヤホン、QCY-QY19と外観的にはそっくりです。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/DSC_0011-4.jpg)
ちゃんと撮れたように見えたのにすっごく黄身がかった写真になっちゃってた…。
ボタンが丸いほうがAPlay、四角いほうがQY19です。
Bluetoothイヤホン「APlay」開封の儀
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/aplay-4.jpg)
スカしたイカした今風の箱という感じ。グレーの部分がパカッと開きます。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/DSC_0003-4.jpg)
中身はこんなふうになってます。
本体とは別に袋が2つ入ってて、片方はイヤーピースの予備(サイズ別)、もう片方は充電用の短いmicroUSBケーブルです(スマホと同じMicroA)。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/DSC_0008-4.jpg)
開封して最初に気に入ったのがここ、絶対に外れないイヤーフックです。
使う人の耳のサイズに合わせて大・中・小のイヤーフックが替えのイヤーピースと一緒に入ってるんですが、構造に技あり。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/DSC_0010-4.jpg)
ほんとごめんなさい写真汚くて…(つωT)
なんというかイヤーフックが本体に被せるカバーみたいになっていて、さらにその後イヤーピースで栓をする構造になるため外れることは絶対にありません。
イヤーピースを取らない限りイヤーフックも取れません。
QY19はすぐポロッといっちゃうんで困ってたんです。というか既に2個行方不明に…w
コンビニのレジ前で外した拍子に落ちたことに気づかなかったらもうどうしようもありませんからね…。
APlay最大の魅力、音声アシスタントが凄い!
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/31BZ6Ip8cZL-4.jpg)
あまりにも見苦しいのでここではAmazonの商品画像を拝借してお送りします。
このイヤホンは専用アプリと連携して、スマホに届く通知を音声で読み上げることができます。
同梱の取説にのってるQRコードから専用サイトを経由してもいいですし、ここから直接飛ぶこともできます。
このアプリをインストールした端末とAPlayをペアリングしてからアプリを起動します。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-102419-4.jpg)
アプリを介してイヤホンの初期設定を行います。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-150935-4.jpg)
補足ですがこのイヤホンは一般的なBluetoothイヤホンと同じように3つのボタンを持ちますが、それぞれの役割が少し異なります。
電源、再生、ボリューム、曲送りなどは通常通りなんですが、APlayは複数のボタンを組み合わせて押すことで様々な機能を呼び出せるようになっています。これが特に凄いのであとで紹介します。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-150951-4.jpg)
また、他のアプリの通知を読み上げるためにアクセス権限が求められます。これ以外にも複数の機能を使いたい場合、都度権限要求があります。
再生するだけじゃない、音楽アプリを呼び出すことも可能!
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-151226-4.jpg)
○ボタンと+ボタンを同時に押すことで、よく使う音楽アプリを起動することができます。もちろん起動すると同時に再生もしてくれるので、端末に触る必要ナシ。
一般的なBluetoothイヤホンだと、端末側で音楽プレイヤーを起動していない時に再生ボタンを押しても反応しないことがありますよね。APlayはこれがありません。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-195604-8.jpg)
また、音声アシスタントによって起動するアプリ名も読み上げてくれます。「Google Play ミュージック」を呼び出すことができた時はちょっと感動しましたヨ。
日本語の対応能力もかなり高いようで、ためしにモンストを指定してみたところ「豊穣と破壊の双聖」部分をきちんと「ほうじょうとはかいのそうせい」と読み取ってくれたのを聴き、使い続けることを決めましたw
メッセージを読み上げた後、声でそのまま返信可能!
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マイクへのアクセス権限を与えることで、通知を読み取った後に声を使ってそのまま返信することができます。リモートワーカーに歓迎されそうなこの機能、もっと嬉しい特徴はこちら↓
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-151002-4.jpg)
通知の取得だけなら全てのアプリに行えますが、APlayは「LINE」「Twitter」「Facebook」などメジャーなコミュニケーションサービスを標準でサポートしており、動作をカスタマイズできます。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-151105-4.jpg)
LINEの特定のグループや相手からの通知のみ読み上げる、Twitterの特定の言葉を読み上げない、と、キーワードをブラックリスト形式で登録しておけます。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-195604-9.jpg)
読み上げている時は専用の通知が表示され、いらない時は停止ボタンを押せばスキップできます。
あと一歩、読み上げる箇所も指定できると更によかったんですが、例えばLINEの場合「LINE」「グループ名」「発信者名」「メッセージ内容」まで全部読むのでちょっと時間がかかるのがネック。
アプリ名とグループ名は読まなくても伝わるので飛ばしたいです。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-151341-4.jpg)
全ての設定を済ませたらいよいよ利用開始です。
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音声の再生速度やユーザー辞書、TTSエンジンの変更などに加えて、返信時の定型文を設定することもできるようです。
地味ながら最高に気が利いているステータス確認機能
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-151330-4.jpg)
3つのボタンを同時押しすると各種ステータスを確認できます。
たとえば今の時刻とか、次の予定、そしてAPlayのバッテリー残量も音声で伝えてくれます。
ただこれ、デフォルトだと定期的な自動通知が有効化されており、しかも頻繁に通知されてしまうので、音楽やゲーム、動画に集中していると鬱陶しく感じてしまいます。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-234432-4.jpg)
アプリの中の「アシストサービス」設定を開いて間隔を調整すると良いでしょう。
デフォルトでは、バッテリー残量は10%間隔で通知され、時刻は15分間隔で通知されます。とりあえず僕はバッテリー残量を50%間隔、時刻を30分間隔にしてみました。
いらない場合はOFFにもできます。
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/Screenshot_20170130-151401-4.jpg)
また、アプリからもAPlayのバッテリー残量を見ることができます。一番下です。
とりあえずペアリングしといてゲーム、ちょっと気になったYouTube等を楽しみ、移動する時は○と+を押して音楽を再生、みたいなスマートな動きができるので、非常に頼もしい通勤のお供になると思います。
最後にAPlayの基本スペックを載せておきます。
スペック
- Bluetooth 4.1
- ノイズ除去DSP搭載
- HFP、HSP、A2DP、AVRCP、Bluetoothプロファイル
- 最大同時接続台数:2台
- バッテリー残量:3.7V 120mAh
- 連続通話/連続音楽再生時間:6時間~6.5時間
- 最大待機時間:250時間
- ハンズフリー通話対応
- 音声入力対応
オマケ:実はQCY-QY19でも音声コマンドは可能
ちょっとした補足情報ですが、QCY-QY19など一般的なBluetoothイヤホンでもある程度の音声操作は可能です。
最近の(マイク搭載の)イヤホンは多くの場合、再生ボタンの長押し等で「Siri」「Google Now」を呼び出せます。ここでGoogle Nowに対して「音楽を再生して」等の指示を出すことで、イヤホンではなくGoogle Nowが認識して端末を操作してくれるはずです。
ただ、音楽アプリの呼び出しだけでいえばボタンでサッと呼び出せるAPlayが勝っていますし、またGoogle Nowでは通知を読み取ることはできません。その点でもAPlayは優れているといえると思います。
ファンに認められたアイデア商品が集うAmazon Launchpadとは
![](https://tomandroid.com/wp-content/uploads/2017/01/0000_launchpad_logo_1340x400-4.png)
Amazonの新しいサービス、「Amazon Launchpad」はスタートアップ商品が集う専用ストアです。
KickstarterやIndiegogo等のクラウドファンディングサービスを使うのは抵抗がある、という人のために、Amazonの巨大な流通ネットワークを使ってスタートアップの商品を届けてくれるサービスみたいです。
詳しくはこちら。
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Nain Inc.
価格:6480円 (2017年01月31日現在)
Amazonでみる
APlayの商品ページにはこちらから行けます。
ほかにも面白そうな製品がいっぱいあるので、通常の商品に飽き足らなくなったら覗いてみてもいいかも?
海外のクラウドファンディング発の製品だと日本で市販されないか、されるまで何年もかかるようなケースもあるかもしれませんしネ。
そんな感じ。
後日追記
このイヤホンと最高に相性の良いニュースリーダーを見つけました。