気が付くと画面が点いている |
一昔前に比べれば性能・安定性共に向上し、予期しない不具合は減ってきたように思いますが、まだまだスマホ特有の悩みは尽きていないようです。
今回は「端末に触れていないのに、いつのまにか勝手に画面が点いている」症状についてまとめました。
原因は大きく2つ考えられます。
画面設定を確認
タップで画面を点ける設定がある機種 |
最近のXperiaなど一部の機種は、スリープ中の画面に指で触れると画面を点灯する機能を持ったものがあります。
LGのKnock Codeなども有名かと思います。
アプリで再現できるものもあるため、使っていないか一度確認してみてください。
想像するにこうした機能を使っている場合、消灯中も表面に静電気が流れ続けていると思われるため、静電気が乱れた時に「タッチ」が検知される可能性があります。
アプリを使うその他のケース
通知を検知して画面を点灯させるMotorolaのActive Displayなんていう機能もありましたね。こちらも似たようなアプリが出ています。
また、端末が搭載する各種センサー(加速度センサーや近接センサーなど)を使って「端末を手に持っている」ことを検知、自動で画面を点灯させるようなアプリもいくつか配信されています。
Taskerを使って仕組みを構築することもできます。
Androidの"自由度"を全開放する「Tasker」本格実践術【project配布あり】 | オクトバ
通知を受信すると画面を点灯する「ウェイクロック」
自動的に画面を点灯できるアプリ |
Androidの権限の1つに「ウェイクロック」というものがあります。
ひとくちにウェイクロックといってもいくつか種類があるため目的は様々ですが、基本的にウェイクロックの役目は「スリープさせない(=スリープ中も動かす)」ために必要な権限です。
たとえばセキュリティアプリはスリープ中もCPUを休ませず(クロック数を落とさず)スキャンを続行できます。
ウェイクロックについてより詳しくはこちらで紹介されています。
ウェイクロックを使う一部のアプリは、通知を受信したタイミングで自動的に画面を点灯させることができます。
SmartNews、Gunosy、LINE、Twitterなどが該当し、通知が来ると専用のポップアップウィンドウを表示させたり画面を点灯させることができます。
アプリによっては画面を点灯させないよう設定できるものもありますので確かめてみてください。できない場合は通知を受け取らないようにするのも手です。
またroot端末ならウェイクロック権限を持つアプリを探しだすこともできます。
【Androidレポート】WakeLock探しに役立つ上にGreenifyと連携できるアプリ
そんな感じ。