遂に見つけた。
Inputting+:Universal undo redo
「Inpputting+」は、文字入力中に「UnDo」バブル(ボタン)をフローティング表示させるアプリです。
出現したバブルははじめ変換候補に重なるあたりに位置していますが、指で引っ張って移動できます。
また、バブルを長押しすると設定メニューが開きます。
使い方は動画に載せた通り。入力途中(変換・確定前でもok)に「やり直したい」と思った時、Inputting+のバブルをタップすると、その入力欄に入力されたテキストが専用のポップアップウィンドウ内にトレースされます。
そこで正しいテキストに修正してチェックマークをタップすると、内容が入力欄に反映される仕組みです。
訂正時に専用のポップアップが出るところがミソで、長文にも対応できそう、またコピペをうまく使うことで部分的な訂正も可能です。
Inputting+の設定
Inputting+は「RECEIVE_BOOT_COMPLETED」権限を持っているため、ブート時に自動的に有効化されます。
デフォルトで無効化されている「Timeline(タイムライン)」は、アプリ内課金(現時点では$0.99)でアンロックされる機能です。
説明によるとアプリに入力した全てのテキストを収集できるとあるので、恐らく「入力履歴」機能だと思われます。
※ただしChromeなどWebViewで入力するテキストは非対応となる模様。
入力中に突然アプリがクラッシュして長文が失われてしまった等の苦い経験を持つ方に向けた機能となっています。
サイズ、色、透過率も選べます。
「置換(Ctrl+H)」機能搭載!
バブルのサイズ、色、透過率も選べます。
その下の「Editor Options」から、エディタ(専用の入力欄)の機能を変更できます。
「Undo & Redo」では、上段の矢印をタップして「1つ前に入力した文字」「1つ後に入力した文字」を選べます。
Windowsのように完璧なものではなく、例えば1文字ずつ遡ったりはできないようですが(これが有料版の機能なのかな?まだ買ってないのでわかりませんが)、いつでも簡単に入力文字を訂正できるようになります。
「Find & Replace」、これが凄い。
いわゆる「置換(Ctrl+H)」機能を実現しており、入力した文字の中から任意の部分のみを指定して置き換えることができます。
「Clipboard History」を使うには、同デベロッパによるアプリ「切り取り箱」が必要になります。
こちらは今から使ってみるつもりですが、クリップボード拡張ツールは何度か試しているのでなんとなく予想している動きとして、クリップボード履歴からテキストを挿入できるようになる機能だと思います。
これだけでも定型文やメアドなどを使い回す際に活躍すると思いますが、おそらくPushbulletの「ユニバーサルコピー&ペースト」と組み合わせると最強になると思います。
ユーザー補助で更に拡張
Inputting+は「ユーザー補助」を利用します。
OFFのままでも使えますが、ユーザー補助を使うと次の機能を有効化できます。
この機能を有効化すると、パスワード入力時にInputting+のバブルをタッチした際、入力文字を取得しないようになります。
秘匿性が高いパスワードをInputting+に収集される、あるいは代入された「●●●」をそのまま取得する事故を避ける機能だと思われます。
入力文字の訂正機能はTomがずっと探していたものです。カーソルを指で1文字ずつなぞるのはとても難しく、コピペ時の範囲指定など特にイライラしますからネ。
置換を使った訂正も便利そうで、有料のタイムライン機能も気になっています。
ダウンロード
そんな感じ。