Android TV搭載。
AndroidとNVIDIAの良い所取り
SHIELD STBのOSはAndroid TVです。Androidなので、Playストアが使えます。
といってもスマートフォン・タブレットなどで見慣れたものではなく、Android TVに対応したコンテンツのみが並びます。
HuluやGyao!といった動画サービスも充実している様子。
更にNVIDIAアカウントにログインすることで、STEAMで配信されているゲームを遊ぶこともできる様子です。
GRID Gameというクラウド型のゲーム配信とのことで、
ちょうどNIGOROのLA-MULANAが公開されていました。
6月いっぱいは無料とのことで、さっそくプレイしてみます。
Wiiのバーチャルコンソールで買ってるので初見ではないです。
デフォルトは英語でしたが、
設定から日本語に。ソフト側で対応してれば日本語で遊べるタイトルもありますね。
ただ操作がちょっと特殊っぽくて、
- ゲーム内のメニューを開く … スタートボタン(| > みたいな形、NVIDIAボタンの右側)
- コンソールメニューを開く … スタートボタン長押し
- ポーズ … バックキー(< みたいな形、NVIDIAボタンの左側)
LA-MULANAの場合はこうなっていました。
なおここで問題が露見。
コントローラーの感度がかなり酷いです。
具体的には次のような症状が頻発します。
- 十字キー、アナログスティック(左)を1回押しただけなのにスクロールする(押しっぱなし扱い)
- 十字キー、アナログスティック(左)の「↑」を押して「→」入力になる(ズレ)
- A、B、X、Yボタンの反応が鈍い
ちょっとぶっちゃけゲーム操作もおぼつかないくらいです。
幸い本体にはUSBポートが2つあるので、キーボードを接続すれば快適な操作ができます。
その場合移動は矢印キー、決定はEnterキー、キャンセルはEscキーです。
その他目立った不具合は今のところ見つかっていません。
これであとはコンテンツを揃えてくれたら結構面白い端末になると思います。OUYAと違ってGoogle Playが使えるところが強く、AndroidではなくAndroid TVのため対応アプリが少ないところが弱いです。
とはいえいくつかのゲームは既に対応しています。たとえば、
Playストアのラインナップから抜粋:
- ファイナルファンタジー3
- アガレスト戦記
- アガレスト戦記 ZERO Down of War
- アスファルト8
- モダンコンバット5:Blackout
- R-TYPE
- R-TYPE II
- 餓狼 MARK OF THE WOLVES
- BADLAND
STEAMのストリーミングタイトルから抜粋:
- LA-MULANA
- Devil May Cry 4
- Street Fighter X Tekken
- Ultra Street Fighter IV
STEAMのダウンロードタイトルから抜粋:
- Dungeon Hunter 4
- Asphalt 8: Airborne
- Half-Life 2
- Portal
- R-TYPE
- R-TYPE 2
- Double Dragon 3部作
などがあります。
どこまで日本語に対応しているかは見ていませんが、いくつかは対応してそうな雰囲気。
その他、SHIELDに最適化されたゲームタイトルの一覧は以下より。
Next-Generation Android Games on NVIDIA SHIELD | SHIELD
また、SHIELD STBはGoogle Castに対応していました。
Chrome(PC)からSHIELDにタブをキャストできるようです。
ちょうどTVのHDMIポートがいっぱいで困ってたんで、Chromecastを取り外すべきか悩みます。
これとHulu、Gyao!、YouTubeなどを合わせて動画再生マシンにするのも良いかもしれません。
オマケ:SHIELD STBのスクショ撮影方法
どうやるのか迷ったんですが、答えは意外と簡単でした。
キーボードを繋いで「PrintScreenキー」を押すだけです。
撮影したものは、
/内部ストレージ/Pictures/screenshots
に入ってます。
「ESファイルエクスプローラー」がAndroid TVに対応しているのでそれで見ることもできます。
既にOSにアップデートが配信されており、設定のシステム更新からAndroid 5.1にすることができ、ちょっと使い勝手が変わるかもしれません。