デレデレメロメロのガチハーレム。保護猫カフェ『アニマルエイド』が最高だった!

ナデナデ大好き!膝の上で至福の猫

というわけで前回の保護猫の譲渡会のレポートに続いて、今回は「保護猫カフェ」にお邪魔してきました!

今回も掲載許可(というより多くの人に知ってほしいとのお願い)を頂戴したため詳細をレポートしたいのですが……、

なんていうかもう、本当に、前回とまるっきり違う結果でちょっと信じられないです。

未だに夢でも見てたんじゃないかと思うほど。

ここの保護猫カフェに保護されている猫はドラマやCMで使うタレントプロダクションに所属してるんじゃないかってくらい、警戒心ゼロ、デレッデレで完璧に人馴れしています

入ってビックリ!30秒で懐かれた!

保護猫カフェ入店時に受付票みたいなのを渡されるのですが、中に入ってコート脱いで荷物おろしてそこに名前を書こうとした瞬間、

対面して30秒で膝に乗った猫

これですよ。

なんだここは、天国か?(※注:ただし男の子ですw)

ペンを持った手が気になるようで、目も合わせないうちからスリスリしてきて、そのまま膝に乗って眠り始めたじゃありませんか!!

さすがにカフェのスタッフさんもビックリしていましたが、一番驚いたのは他でもない僕自身です。

これまでの人生で手を出して近づいてきた猫は実家で飼っていた子だけです。Tomは野良猫に懐かれるタイプではないようで、写真は撮れても寄ってこられた経験は一度としてありません。

https://www.instagram.com/p/Blstk72j1E7/

ちなみに野良猫の写真や動画を撮る際はこの距離が限界。だいぶズームしてまして2メートルは離れています。これ以上一歩でも近づくと警戒態勢になって起き上がっちゃいました。

元野良、現在は保護環境とはいえ、初対面で向こうから近づいてきてくれた猫はここが生まれて初めてです。

しかもクンクンするだけならともかく足に乗って寝るとか!普通こういうのって引き取って1年くらいお互い打ち解ける時間を取って、その間献身的に餌やり、トイレ掃除を続けてようやく達成するものじゃないんでしょうか??

背中に飛び乗ってきた猫

うおおおい!ちょまちょまちょま!

膝乗り猫にメロメロになる暇もなく、別の猫が肩にピョンと飛び乗ってきました。

しかもこの後、腰を落としてリラックスタイムに突入するしまつ。慌てて自撮りモード使いましたよ(笑)

肩の上で居眠りをはじめる猫

あのちょっと……お顔を見せてください……w

とまぁこんな感じで終始文字通り猫に囲まれたまま過ごしまして、サイッコーに幸せになりました٩(ˊᗜˋ*)و

本当に人懐っこい猫たち。まさに、HPの告知に偽りなしでした。

成猫までまさかの懐きっぷり!どうなってるの~

先に載せた子は中猫、離乳食から普通の食事に切り替わったくらいの子たちだったんですが、二階の成猫ルームに踏み込んだその瞬間!

https://www.instagram.com/p/BrHDuKanJXi/

こんな景色が広がりました。嘘だろ……お前ら……(感涙)。

「は~いはい。まってまって。順番!順番にね!」ってセリフ、およそ猫好きなら一度は言ってみたいリストの上位に入っていると思うんですが、「アニマルエイド」で思う存分言えます。

成猫ルームのデブキジトラ

こちらは別棟の成猫ルームにいたキジトラ(デブ)。思わず二度見してしまい、スタッフさんと共に笑い転げたくらい見事なおデブですw

美顔、小顔のイケニャンのため、ふくよかなお腹とのコントラストが強調されて徳利みたいなシルエットに。でも猫ならそれは短所ではなくチャームポイントです!(だんだん慣れてきた)

デブ猫を抱っこ

抱っこしてパシャリ。スタッフさんにお願いして撮ってもらいました。

ズッシリとしたこの質感!フワッフワの毛並み!あったかい体温と鼓動!

ほとんどの猫が撫でても抱いても嫌がらない、どころか自分からすり寄ってきました。

保護猫総勢100匹前後。ルーティンでカフェに出られるため事前予約を推奨!

出番を待ちつつ休憩中の保護猫

メインルームとなる猫カフェとは別に、保護猫たちが暮らすシェルタールームがあります。

ここでは常時100匹近い保護猫が休憩中。特に人気が高いだろう中猫は数が多く、全部をカフェに連れてくるわけにいかないため、一部はこちらで待機中とのことでした。

「あーやれやれ、また客が来たか…」と言いたげな猫

「あ~やれやれ、またお客さんか……どっこいしょ!」とでも言っているのでしょうか(ˊᗜˋ*)

この後すぐ起き上がってニャーニャー鳴いてました。プロか君w

保護猫カフェ「アニマルエイド」には現在100匹前後の猫がおり、全てを一度にカフェに連れ出すわけにはいかないため、順番に出しているそうです。

全ての猫のプロフィールは公式ホームページに載っているので、尋ねる前にまずHPを確認、気になる子がいたら問い合わせを行っておくことを推奨します。体調等に問題がなければ、当日その子をカフェに連れてきてもらえます。

参考 アニマルエイド 保護猫一覧一般社団法人アニマルエイド
補足
なおホームページ内の「譲渡会参加中猫」というのは、アニマルエイドとは別に個人が保護している猫で、譲渡会の時にアニマルエイドにつれてくるのだそうです。それ以外の猫は全てアニマルエイドでいつでも会えます。
注意
問い合わせる際は電話を使ったほうがいいと思います。自分の経験になりますが、過去10箇所くらいの譲渡会、保護猫シェルターなどにメールで問い合わせを行った際、ほとんどの場合本名と住所を全て予め伝えないと取り合ってもらえませんでした。おそらく、冷やかしや勘違いを含め大量の心無い問い合わせ、虐待などの経験があり、運営者が疲弊しているのだと思います。できるだけ会いに行ける予定が固まってから連絡し、ドタキャンなどしないよう心がけましょう。

病気やハンディを背負った猫も献身的に保護。もちろんパートナー募集中!

療養中の保護猫

別室に、猫白血病と猫エイズの陽性反応が出てしまった猫たち、保護前の怪我が原因で下半身不随となってしまった猫などがいました。

それとは別に、保護してから日が浅く、まだ人間を少し怖がる子なども専用の部屋で暮らしていました。

人馴れする時間は必要ですが、病気に関しては治療も済み、出会いを待っている状態です。特に猫エイズについては正しい認識を持っていれば心配いらないとのことで、詳しく教えてもらえました。

いわく、猫エイズは感染しても発症する率は非常に低い。エイズのため免疫が弱まり合併症を発するリスクが高いというだけで、エイズそのものを恐れるのはちょっと違うというわけです。

また感染経路として最も多いのがメス猫を取り合う発情期のオス同士の喧嘩。猫エイズは血液感染が主なので、相手の血をなめてしまったり、怪我をした猫をグルーミングしたりして感染する場合が多いそうです。

このため猫エイズキャリアの保護猫は1匹で飼う(流血沙汰が起きない環境)が良いのではないか、とのことです。なお「アニマルエイド」から保護する場合は完全室内飼いが必須条件ですので、病気の有無や種類にかかわらず外出はもってのほかです。

さらに補足すると、治療猫の中に1匹、里親が決まって迎えにくるのを待っている子もいました。

保護猫カフェと譲渡会はココが違う!

ちょっと補足しておきたいのですが、今回お邪魔したのは「保護猫カフェ」です。前回は「譲渡会」でして、この2つには明確が違いがあります。

保護猫カフェ「アニマルエイド」外観

こちらが「アニマルエイド」の外観なのですが、ごく普通の一軒家です。中もそう。到るところに脱走防止のフェンスが設置してある以外はごく普通の住宅です。

保護猫カフェ「アニマルエイド」2軒目の外観

その隣にもう1軒建っていて、こちらも「アニマルエイド」の保護猫シェルターです。窓から猫ちゃんが見えますねw

入り口ドアと大通り沿いの塀に「アニマルエイド」「保護猫カフェ」と書いてあるので迷うことはないと思います。

譲渡会との最大の違いとして、保護されている猫が普段過ごしている環境にこちらから出向くため、猫側に緊張した様子がありません。とはいえ今回のケースは特別でしたが……スタッフさんもめちゃくちゃ驚いていたし。

ここまで人馴れしているというのはスタッフの優秀さの表れではないでしょうか

猫にガン見される撮影者

いくらなんでも警戒心の強い猫、それも元野良、多頭飼育崩壊を含む、人間のせいで悲惨な目に遭った経験が決して少なくないだろう猫たちが初対面の人間にここまで懐くのは普通とはいえないはずです。

これは全て、保護猫たちが普段から観察している人間=アニマルエイドのスタッフがこれまで保護猫とどう接してきたかを如実に物語っているもの、と捉えることができます。

ちょっとこの部分、冗談も誇張も抜きで個人的に感動しまして、ぜひ少しでも多くの人に知ってもらいたいと思った次第です。

保護猫カフェ「アニマルエイド」はこの点が最高なんです!!!

猫を飼うことに不安を覚える場合も、ここの人に教われば大丈夫!という安心感もあります。また、後述しますがここはアフターサポートも(有料の別サービスとして)めちゃくちゃ手厚いため、本当におすすめです。

保護猫カフェの独自ルールについての補足

また名前の通り「猫カフェ」として、引き取りはできないけどせめて猫とふれあいたい!という要望にも応えてくれます。つまり引き取れなくても参加可能

補足
もちろん、1匹でも多くの猫が里親と出会えることを全員が望んではいます。

そのかわりこれも名前の通り「カフェ」なので、料金がかかります。だいたいの目安として大人1人1回1,000円、子供1人1回500円です。

料金について詳しくはアニマルエイドの公式ホームページをご覧ください。また、開催時間も結構短いため(そのかわり年中無休)事前に確認されることをおすすめします。

別途ペットホテル、ペットシッターも運営(有料/完全予約制)

ペットホテルとして滞在中の飼い猫と保護猫

上の首輪をつけた子が、ペットホテルとしてアニマルエイドに滞在中の猫です。成猫は成猫ルーム、中猫は中猫ルームに入るようです。

アニマルエイドでは、ペットホテル&ペットシッターも行っています。あいにく年末年始の予約は全て埋まりきったようですが、予約すれば猫を預かってくれる、鍵を預けて猫をお世話してくれるサービスというのは非常に心強いものだと思います。

保護猫を引き取るだけでなく、必要な際はペットホテルとして預けられる、ペットシッターとして来てもらえる、そしてそれらが全部、猫自身が慣れた人・場所で行えるというのはかなりの魅力だと思います。

さらに、単身者や高齢者が猫を飼う場合など、万が一飼い主の身に何かが起きた時に猫を守る保険として「猫後見人制度」も受け付けていました。アニマルエイドに一定の料金をお支払いすることで、臓器提供意思表示カードのように後見人制度のカードが発行され、それを持ち歩くことで万が一の際に速やかに猫を再保護してもらえる制度です。

おわりに:最高の環境で出会いを待つ猫たちに会いに行こう!

ナデナデ大好き!膝の上で至福の猫

なんだお前、いつの間に乗ったんだこの野郎。なでちゃうぞ!

成猫ルームなど全ての部屋をまわったため、途中何度も席を立っているんですが、カフェに戻るたびソッコーでこの画になりますw

というわけで、2時間くらい滞在していたのですがその間におよそ猫好きが妄想する「理想の猫との生活」像を残らず叶えてもらったような心地がします

なお、アニマルエイドだけに限らず、ほとんどの保護猫活動はボランティアなどが関わることが多く、エサ代やトイレ代、施設運営費の援助を広く求めている場合が多いです。

特にアニマルエイドの場合、一軒家2つを維持するために結構な費用がかかるはずです。各部屋にはもちろんエアコンも完備されていましたしね。

引き取りの際もそれまで施した治療費などはお支払する必要があります。ちなみにアニマルエイドでは一律で1匹36,000円です。

そうはいってもすぐに引き取りたい猫が決まるとも限らないし、引き取りたいと思っても家がペット不可、または家族にアレルギー持ちや幼いお子さんがいるなど、様々な事情がありますよね。

そんな状態でも簡単に支援する方法として、アニマルエイド公式ホームページ内のアフィリエイトリンクをクリックするというのはいかがでしょうか。元手もかかりませんし。

ただしあまりに露骨なクリック誘導や連打などを行ってしまうとペナルティ対象となる可能性もあるため、大々的に宣伝・依頼することはできません。

また、引き取れなくても猫カフェに行って猫とふれあい、利用料をお支払いすることで支援となる場合もあります。

場所はココ!

JR上尾駅(埼玉県)からバスで5分のところにあります。

都内から向かう場合は高崎線、宇都宮線(東北本線)、上野東京ラインなどが使えますが、快速・通勤快速はほとんど停まらないようなのでご注意を。

そんな感じ!

上と下を猫に挟まれ絶体絶命

くっ、ここは俺が守る!お前(下)は早く逃げろっ!!

……何くつろいどんのじゃー!!!

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