トライアル期間の有効活用方法として、旅行中に使用するというのはいかがでしょうか?
「マカフィー Safe Connect WiFi プライバシー」はスマホにインストールするだけで使えるVPNアプリ。公衆無線LANを使う外出時に必携のアプリです。
細かいことは気にせず、VPNを使うとネットが安全になると思って大丈夫です。個人的にはHTTPS(SSL)よりも信用しています。ただし相手による。
7日間無料で使えるトライアル期間を旅行にあてよう
コンピュータセキュリティ最大手のMcAfee(←こう書いて「マカフィー」と読みます)が手がけるVPNアプリは、銀行間通信と同じレベルの暗号強度を謳っています。
VPNを簡単にイメージすると、専用のサーバーを中継させることでインターネット通信を強制的に暗号化するようなものです。
VPNのしくみはよく高速道路に喩えられており、「道の真ん中に自分専用のトンネルを作る」と表現されます。
覗き見や追跡といった行為をさせないことを意味します。
通常のネット通信経路上には存在しないサーバーを1つ割り込ませることになるので、万が一悪意のある事業者と契約してしまうと、通信が安全でも肝心のVPNサーバーで個人情報が全部抜かれてしまう、なんていう可能性もあります。
※このため聞いたことのない名前のVPN(プロキシも)はたとえ無料でも絶対に利用すべきではありません!かならず運営会社をよく確認してください。
VPNアプリの使い方
「マカフィー Safe Connect WiFi プライバシー」は、無料で7日間使えます。また初回起動時に支払い方法は聞かれないので、予めクレジットカード登録をする必要もありませんでした。
そのかわりトライアル期間が過ぎると自動的にOFFになると思います。
起動すると大きなスイッチが置かれています。これをタップするだけでVPNがONになりますので簡単です。
VPNをONにするとステータスバーとクイック設定パネル上に鍵マークのアイコンが出現します。
なおVPNをONにする時は確認画面が出現します。VPNは全てのネット通信経路を「専用のVPNサーバーを経由する」ルート1本に纏めるため、信頼できるものだけを使用します。
こんな感じでVPNがONになっている時は通知が表示されます。これはAndroid OSの制御なのでアプリ側で通知を切ることはできません。
アプリ側でも通知を出しており、これをタップするとアプリが起動します。ON/OFFを切り替えたい時に素早く操作できるので覚えておくと良いでしょう。
公衆無線LAN検出時に自動的に有効化する機能がある!
アプリの設定(右上のハンバーガーアイコン(三))を開くと、いくつかのモードを選択できます。
公衆無線LANの電波を掴んだ時に自動的にONになる設定があるので、でかける時にいちいち手動で切り替える手間はかからないようです。
なお、無料版では月間250MBまで暗号化してくれるようです。トライアル中は容量制限が心配ですが、公衆無線LANを掴んでいる間だけ使用するようにすればある程度もつでしょう。アイドル状態(おそらく画面消灯後一定時間経過後とか?)に自動的にOFFにもなります。
VPNの弊害と注意事項、対策:一部のゲームができなくなる
VPNを有効化している時は、たとえばモンストのマルチプレイのマッチングなどは正常に動作しなくなります。
これは異常ではなく、IPアドレスやMACアドレスのようなプライバシーを隠すセキュリティ面がはたらいた結果です。ソシャゲなど一部のウェブサービスは不正対策としてこうしたプライバシー情報を照合して本人確認などを行うため、どうしてもVPN上では遊びにくいかもしれません。
幸いなことにモンストはそれほどトラフィック負荷が大きくないので、マルチプレイをやりたい時は「マカフィー Safe Connect WiFi プライバシー」をOFFにしておいて良いかと思います。ただし遊び終わった後にONにすることを忘れずに。
もしも気に入って長期間使いたい場合はアップグレードします。
クレジットカードだけでなく、Google Playの決済が使用できます。料金は月額800円です。
「マカフィー Safe Connect WiFi プライバシー」はMcAfeeのアンチウィルスアプリとは別物なので、他社製のセキュリティアプリを使っている場合でも利用できます。またAndroidとiOS両方に対応しています。
1つの契約で5台までのデバイスに適用できるので、家族旅行の際はお父さんお母さんにインストールしてもらってみてはいかがでしょうか。
そんな感じ。