ペルチェ素子急速冷却&MagSafe充電ができる充電器が夏の悩みを解消

MagSafe充電&ペルチェ素子急速冷却を両立した充電器レビュー


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使いはじめて2~3年経つのですが壊れて買い替えるタイミングで思い立ったのでご紹介です。

この充電器は1台3役。端末を冷やしながら充電でき、マグネット吸着(MagSafe)します。

Amazonで買えますがいくつかバリエーションがあるため注意点もまとめてみます。

接地面を氷のように冷やすペルチェ素子の魅力

この製品はMagSafe充電器に急速冷却用の「ペルチェ素子」と冷却ファンなどを組み込んでいるため、一般的なMagSafe充電器よりも少し大きいというか分厚い見た目をしています。複数の機能を1台にまとめたため取り回しがよく、ケーブル1本で「充電」と「冷却」を実現できるため効率も良いです。

そのかわり、「端末の充電」と「冷却(ペルチェ素子の稼働+冷却ファン)」と「LEDランプ」というふうに、それぞれに電力を使うため、20W程度の給電が可能な環境で利用することが推奨されています。

ペルチェ素子は、端末にくっつけただけでは動きません。電気を流すことで、表面の熱を裏面に移動させる性質があるようです。

この特性のため、スイッチを入れると表面が一気に冷えますが、放熱ではなく裏面に熱を移動するため、裏面は熱くなります。それを放熱ファンで逃がす仕組みです。

ペルチェ素子のメリットとしては、いわゆるヒートシンク(シールタイプの銅箔とか)やファンだけの製品より遥かに冷えるため、スマホケースの上から貼っても結構効果があるところかと思います。ケースにもよりますが僕は薄いケースを愛用しているため、効果を十分に実感できています。

製品ページではゲームや配信といった重たい作業をする人向けと謳われることが多いように思いますが、個人的には、充電時に端末が熱くなることが多いため充電と冷却を同時に行えることが気に入っています。

強力な冷却性能に比例してリスクあり。置き方には要注意

この充電器を使う際には、逃がした「熱」をどう扱っているか把握する必要があります。

先ほど書いたように熱は充電器の裏面からファンで放出されます。なので写真のように、充電器を布などに押し付けてしまうと熱が逃げられず溜まっていきます。

さすがに燃えだすほど熱くはなりませんが、それでもホッカイロ程度の熱量にはなると思いますので、充電中は注意が必要です。仰向け厳禁。

冷却性能が高いため結露することも

こんな感じで、ペルチェ素子に電気を通すと一気に冷えるため、表面が結露することがあります。

キンキンに冷やした缶ビールやペットボトルを常温に晒すと結露するじゃないですか。あれと同じで、結露した部分は触ってみれば一発でわかるくらい冷えています。

ただ、充電器の性能や使用する状況でも変わるのですが、たまに水滴になって1~2粒ほど溢れるようなことも経験しています。ショートしたことはありませんが非防水の端末に使う場合やベッドなどで長時間使う場合はちょっと注意が必要になります。

この点からすると、むしろ裸よりはケース越しに貼り付けたほうがある程度安全かもしれませんね。(ボタボタ垂れるほどではないので心配は少ないかとは思います)

補足しておくと、自分の利用環境としては寝る時につけて充電しっぱなしですが、今まで問題が起きたことはありません。しかし梅雨時など部屋の湿度が上がるとそれに比例して結露量も増えるような気がしています。

製品の選び方。充電非対応や磁力が弱いものもあります

僕はAmazonで探しましたが、「ペルチェ素子」で該当する製品には大きく2種類あります。

「スマホクーラー」等と呼ばれている冷却専用の製品(スマホの充電はできない)と、「MagSafe(Qi)充電」もできるタイプです。

どちらも製品の見た目がほとんど同じため、間違って冷却専用のものを買ってしまったこともあります。製品選びの際は注意が必要です。

「ベルチェ」と書いてありますが「ペルチェ」(半濁点)です

マーケットプレイス等を除外する検索の裏技を使うだけでなく、製品が充電に対応しているかどうかも見る必要があります。

さらにいうと、充電に対応している場合でも「7.5W」と「15W」の種類があります。(記載だけで実際速度が違うのかは調べられていません)

ざっと見た感じの主観ですが、レビュー数が圧倒的に多い製品は充電に対応していない場合が多い気がします。Black Sharkとか。

マグネット非搭載スマホにはクリップ式がおすすめ

製品によっては、マグネットだけでなくクリップで挟み込んで固定できるものもあります。

背面にマグネットが入っていない機種でも、Qi(チー)ワイヤレス充電に対応した機種ならこれで使えると思います。

どの製品も背面LEDが眩しい!消灯できるタイプがおすすめ

動画を撮ってみました。思いっきり光量を絞ったのでちょっと暗いかもしれませんが寝る時を想定しています。

製品によっては通電開始する(=充電器にケーブルを刺す)と自動的に光るものもあります。寝る時にこれでは枕元には置けませんので、消灯しても冷却と充電を続けられるタイプを探すと良いかと思います。この動画の製品は下からご覧いただけます。

補足
製品名に「20W高出力」とありますが、20W全てを充電に使うわけではありません。製品説明を見ると充電は「7.5W」です。残りの電力でペルチェ素子と冷却ファンとLEDを稼働させるので、「充電」「冷却」「LED」全部含めて20W必要ということだと思います(出力ではなく入力ではないかと)。なのでこの充電器を使う際は20W給電可能なACアダプターが必要です。

モノによってはケースに干渉する場合も

この写真はiPhone 14 Proで使っているところですが、縦にするとケースと干渉して若干浮いてしまうことがあります。

こうなると磁力が弱まり、吸着力が落ちます。向きを変えるとかでしっかりくっついたか確認する必要があります。

または、円形の製品であれば干渉するほど大きくはないかもしれません。

まとめ

MagSafe充電器のいいところは装着したままある程度動かせるところですが、それなら直接ケーブルを刺して充電すればいいし、モバイルバッテリーを使ったほうがワイヤレスで便利になります。

しかしそこに「急速冷却」が加わると話が違ってきます。ケーブル1本で充電しながら冷やせる充電器は色々な場面で重宝すると思います。

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